葬儀・家族葬コラム

家族葬

2025.12.12

栃木・茨城県の冬は急変が増える?1月の葬儀で注意すべき地域特有のポイント

1月は、寒暖差などの環境的要因から体調が急変しやすくなる季節です。そのため、基礎疾患をお持ちの方やご高齢の方がいらっしゃるご家族は、特に注意が必要です。

今回は、1月に「なぜ体調の急変が起きやすいのか」を、栃木県・茨城県の地域性も踏まえて解説します。1月の火葬場の予約事情や、もしものことが起きてしまった場合の基本的な流れも併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

なぜ冬場(特に1月)は急変が増えるといわれるのか

冬季、とりわけ1月に体調の急変が増えるのには、環境的な要因時期的な要因があります。

気温差と寒波が体調に影響しやすい

1年で最も寒い時期を迎える1月は、暖かい室内と外の寒暖差も大きくなります。屋内から屋外に移動するだけでも、急激な温度変化により血管が収縮しやすいため、血圧が上がりやすくなります。血圧が高い状態が続くと、血管に常に負担がかかり、動脈硬化が進行するため、脳卒中や心筋梗塞などの急性疾患のリスクが大幅に高まります。

年末年始の生活リズムの乱れと体調悪化

年末年始は、仕事や学校がお休みになり、生活のリズムに変化が起きやすい時期です。また、忘年会や新年会などのお誘いも増える時期なので、飲酒や睡眠時間の乱れなども重なり、体調悪化のリスクが高まってしまいます。

高齢者の多い地域で急変が起こりやすい

特にご高齢の方は、基礎疾患や慢性疾患を抱えている方も多いことに加えて、冬場は寒さから外出や運動の機会も減ってしまいます。そのため、血流の悪化や生活習慣の悪化にもつながりやすくなってしまいます。

また、ご高齢の独居世帯の場合、体調の変化に気づいてくれる家族がいないことも、リスクを高めてしまう要因の一つになっています。

栃木県で冬に急変が起こりやすい要因

北関東に位置する栃木県は、関東の中でも冬の寒さが厳しい地域の一つです。加えて、冬には乾燥した冷たい風が吹きやすいという特徴があります。

ここでは、栃木県の各地域別に、冬に急変が起こりやすい要因をまとめてみました。

内陸特有の冷え込み(宇都宮市・小山市・栃木市)

栃木県の内陸部は、特に朝晩の冷え込みが激しい地域です。全体的にも内陸型の寒い気候で、栃木市や宇都宮市では最低気温が氷点下になることも珍しくありません。

そのため、ヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まりやすくなります。

また、晴天が多いのもこの地域の特徴で、雨が降りにくいため乾燥しやすく、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が広がりやすい傾向にあります。基礎疾患のある方やご高齢の方が感染症にかかると重篤化しやすいため、日常生活の中で乾燥対策を心がけるなど、十分な注意が必要です。

積雪地域(那須市・日光市など)特有のリスク

那須市や日光市のような積雪地域では、平野部以上にヒートショックのリスクが高まります。未然に防ぐためには、脱衣所やトイレなどに暖房器具を設置するなどの対策をすることが大切です。

また、除雪作業に伴う事故や体調急変のリスクも少なくありません。「作業は必ず二人以上で行うこと」「身体に負担のない範囲で行うこと」を心がけることで、事故や急な発作などのリスクを軽減することができます。

茨城県で冬に急変が起こりやすい要因

関東平野の北東部に位置し、太平洋に面した茨城県は、年間を通じて温暖な気候ですが、冬は乾燥した季節風が強く吹くという特徴があります。

ここでは、茨城県の各地域別に、冬に急変が起こりやすい要因をまとめてみました。

沿岸部の強風と体感温度の低下(鹿嶋市・神栖市・鉾田市)

茨城県の沿岸部では、冬場に、大陸からの高気圧と太平洋上の低気圧により、冷たく乾燥した季節風が強く吹きつけます。強い風は体感温度を下げることから、低体温症のリスクが急増しやすくなります。

また、急激な寒冷刺激は血管を収縮させ、血圧を上昇させるため、心筋梗塞、脳卒中、狭心症の発作といった循環器系疾患を発症するリスクが高まります。

出かける際は十分な防寒・防風対策をし、室内では、適切な暖房器具の使用で温度変化を最低限に抑える工夫が必要です。

内陸部の冷え込み(つくば市・水戸市・土浦市)

沿岸部とは違い、内陸部は、放射冷却による厳しい冷え込みと「室内外の大きな寒暖差」に注意が必要です。ヒートショック対策として、脱衣所やトイレに暖房機器を設置するなど、家庭内の温度差をなくす工夫も重要です。また、特に冷えが厳しくなる朝晩の外出時には、十分な防寒対策を心がけましょう。

急な訃報があった場合の基本的な流れ

もしものことは突然に起こるものです。その際に「するべきこと」を事前に把握しておくことで、万一の事態に備えることができます。ここでは、いざという時に慌てず対応できるようにするために、ご逝去後の流れをお伝えします。

まず、ご家族が行うべきこと

もしものことがあったとき、最初に連絡すべき人は、主治医やかかりつけ医です。また、すぐに駆けつけてほしいご家族などには、このタイミングで連絡を入れておきましょう。

医師の診断によって、もしも死亡が確認された場合は、死亡診断書を受け取り、葬儀社に連絡をします。その後は、葬儀社がお迎えにあがり、葬儀までの間、ご遺体を安置しておく場所へ搬送してくれます。無事、安置が完了したら、葬儀の日程や内容の打ち合わせをする流れになります。

病院・自宅・施設での対応の違い

お亡くなりになられた場所がどこであっても、上記の流れは同じです。ただし、病院や施設の場合は、容体の急変を発見した病院や施設の職員から、ご家族に連絡が入ることが多いです。

また、ご逝去後は、病院や施設での長期安置が難しいため、早急に葬儀社を手配する必要があります。

深夜・早朝の搬送で注意すべきこと

深夜・早朝のご逝去でも、24時間対応の葬儀社であれば対応が可能です。葬儀社によっては、搬送に深夜割増料金が加算されることがあるので注意しましょう。

ご遺体の安置場所は「ご自宅」「葬儀社の安置施設」「民間の安置施設(遺体ホテルなど)」などから選ぶことになりますが、事前にどこに安置するかの目星をつけておくことで、搬送がスムーズになります。

1月の葬儀で起こりやすい“地域特有”のトラブル

1月に葬儀を行う場合は、以下のようなトラブルが起こりやすいため、注意が必要です。

火葬場の予約が埋まりやすい(特に栃木県南部・茨城県南部)

冬場の火葬場需要の高まりと、年末年始の火葬場の休場などの要因が重なり、1月は火葬場の予約がとりにくくなる傾向にあります。特に、人口の割合が多い栃木県南部や茨城県南部の都市部では、需要が供給に追いつかず、火葬まで時間を要してしまう「火葬待ち」が発生しやすい傾向にあります。

安置日数の増加で費用がかさむ

火葬場の予約が取りにくい場合、ご遺体を安置しておく期間が伸びてしまいます。安置にはドライアイス料金や施設利用料が必要になるため、場合によっては追加費用がかかってしまいます。

積雪・強風による移動トラブル

栃木県の那須エリアや日光市、大田原市北部などは、積雪による影響を受けやすい地域です。また、茨城県の沿岸部は、冬に強風注意報や暴風警報が発表されることがあります。

大雪や強風で、交通機関が止まったり、道路が通行止めになったりするケースも考えられるため、天候に心配がある場合は、出発前に火葬場に稼働可否を確認した上で、移動時間に余裕を持って出かけるようにしましょう

冬の栃木県で葬儀を行う際のポイント

栃木県で冬に葬儀を行う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

積雪エリアでの搬送・参列ルート確保

積雪エリアでは、安全なご遺体の搬送ルートや参列者の移動ルートの確保が重要です。雪の影響の少ないルートを事前に葬儀社と相談し、複数の選択肢を持っておきましょう。

積雪エリアでの駐車場・送迎の安全対策

駐車場の除雪や凍結防止対策、会場入口の滑り止めマットなど、積雪時には安全対策が必須になります。公営斎場ではこのような対応をしてくれることが多いですが、もしご自宅で葬儀をされる場合などには、周辺の雪かきや安全対策もご自身で行う必要があります。

高齢参列者への配慮

冬の寒さが厳しい栃木県では、屋内と屋外の温度差が激しくなりがちです。特にご高齢の方は寒暖差に敏感な方が多いため、トイレや喫煙所などの寒暖差をできるだけ少なくするなどのヒートショック対策が必要になります。また、ご高齢者の中には冷え性の方も多いため、膝掛けなど防寒対策を多めに用意しておくことも重要です。

冬の茨城県で葬儀を行う際のポイント

茨城県で、冬に葬儀を行う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

沿岸部の風対策

冬の茨城県沿岸部では、強風に注意が必要です。

受付などでテントを設営する場合は、頑丈な鍛造ペグを使用したり、砂袋や水タンクなどのウェイトを用いたりして、風で飛ばされないよう工夫をしましょう。また、テントの出入り口を風下側にし、なるべく風の少ない場所に設置することも重要です。

看板や掲示物は、風で飛ばないよう、しっかりと固定し、入口は来場者が安全かつスムーズに入場できる動線を確保しましょう。

交通・駐車場対策

茨城県は雪の少ない地域ですが、朝晩や雨の翌日、日陰の場所などは、路面の凍結が起きやすいため、注意が必要です。対策としては、時間に余裕を持った来場を促す事前の情報発信や、駐車場周辺の凍結防止剤散布といった安全確保が重要です。

急変や突然の葬儀に慌てないために、事前にできる準備

最後に、冬季の体調急変や突然の葬儀に慌てないために、事前にできる対策をお伝えします。

安置場所を決めておく

葬儀までの間、ご遺体を安置しておく場所のイメージを持っておくと、いざという時に慌てずにすみます。安置場所の選択肢としては、以下があります。

安置場所の選択肢

自宅安置

施設利用料がかかりませんが、マンションなどの集合住宅の場合、禁止されているケースもあります。また、棺の状態での動線が確保されていることや、適切な温度管理ができるかなども必要条件になります。

葬儀社などの安置施設

施設利用料はかかりますが、専門スタッフが管理してくれるため、安心して任せることができます。ただし、面会や夜間の付き添いなどが制限されている場合があるため、注意が必要です。

民間の安置施設

遺体ホテルなど、ご遺体安置専用の施設です。施設利用料はかかりますが、24時間面会可能な施設が多く、自宅のように故人と過ごすことができます。ただし、施設が遠方にある場合は、ご遺体の搬送費が高くなってしまうケースも考えられます。

地域ごとの火葬場事情を把握しておく

火葬場の設備や費用は自治体ごとに異なります。混雑具合も地域によって様々なので、お近くの火葬場の予約が取れない場合の代替案として、いくつか火葬場の目星もつけておくと安心です。

事前相談で費用・流れを確認しておく

ご自身やご家族のもしもに備えて、葬儀社の事前相談を活用するのもおすすめです。ご逝去から葬儀までの期間は、思っている以上に短く、慌ただしいものです。「人生最期の大切な儀式を後悔のないものにしたい」「家族に迷惑をかけたくない」とお考えの方は、ぜひ、葬儀社の事前相談をご利用ください。

さがみ典礼では、お客様の葬儀へのご不安や疑問を少しでも解消し、安心して葬儀を行なっていただくために、無料の事前相談を承っております。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

栃木・茨城県西エリアのご葬儀は、栃木で葬儀実績No.1 のさがみ典礼にお任せください

さがみ典礼では、一般葬、家族葬、一日葬、火葬式・直葬など多様な葬儀を幅広い料金プランでご用意し、お客様のご葬儀をサポートさせていただいております。まずは、お見積もりだけでもお気軽にご相談ください。

大和田 渡

1級葬祭ディレクター

大和田 渡 (オオワダ ワタル)

葬儀の専門家として、お客様のニーズに応える葬儀を実現します。

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