家族葬
2025.10.24
年内にやっておきたい“もしもの時”の備え

これから年末へと向かう今の時期は、一年を振り返りながら身の回りの整理をするのにちょうどいい時期です。大掃除や年越し準備と合わせて、”もしも”の時の備えについても、少しだけ考えてみてはいかがでしょうか。
今回は、いざというときのために、年末までにやっておきたい備えのポイントを解説します。
終活の一環として葬儀や医療、供養の希望などについて考えておくことは、”もしも”の時に自分や家族の助けになります。「終活」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえて行うことで、無理なく始めることができるので、安心して新年を迎えるためにも、ぜひ参考にしてください。
終活は自分と家族のために必要な準備です
自分に”もしも”のことがあった時に備えて、遺品整理や相続準備をしたり、葬儀やお墓について考えたり、身の回りの整理をしておくことを終活といいます。元気なうちから終活をしておくことは、自分のこれまでの人生を見つめ直し、残りの人生をよりよく生きるための、よいきっかけにもなります。また、自分の死後のことを自分で決めておくことで、いざという時のご家族の負担も軽減することにつながります。
終活は片付けからはじめるのがオススメ
これから年末にかけては、大掃除の季節でもあるので、家の中の掃除をするついでに、過去の思い出を振り返り、いらないものを整理してみてはいかがでしょうか。片付けをして不要品を売却したり寄付したりするだけで、気持ちまでスッキリして、すがすがしい気分で新年を迎えることができます。
年賀状を整理して、葬儀の招待リストを作っておこう
年賀状の準備をするこの時期に、終活の一環として交友関係を整理しておくのもおすすめです。これまでの交友関係を振り返りながら、葬儀の時に呼んで欲しい人のリストを作ってみてはいかがでしょうか。
過去の年賀状を整理することは「最近この人に会っていなかったな」「この人は元気にしているかな」など、自分の交友関係を見直すよい機会にもなります。また、いざという時にご家族が迷わずに必要な人に連絡できるという意味で、ご家族の負担軽減にもつながります。
家族が困らないためにもエンディングノートを活用しよう
終活でやることの一つに、エンディングノートの作成があります。エンディングノートとは、万一の時に備えて医療の希望、葬儀やお墓の希望、遺産相続の希望などを記しておくノートのことをいいます。
遺言書のように法的効力はありませんが、”もしも”の時にご家族にご自身の希望を伝える手段でもあり、ご家族が手続きをスムーズに進めるために役立つ「思いやりノート」としての役割も果たしてくれます。
市販のエンディングノートでも、白紙のノート、オンライン上のドキュメントでもなんでもいいので、必要なことを少しずつ書き溜めていってみてはいかがでしょうか。
エンディングノートに書いておきたいこと
エンディングノートに記しておきたい内容は、以下のとおりです。
- 自己紹介と基本情報
- 財産と資産の情報
- 契約しているサービスや支払い情報
- ID/パスワード情報
- 医療や介護の希望
- 葬儀の希望
- お墓の希望
- 相続の希望
- 連絡先リスト
- 大切な方へのメッセージ
- ペットについて
エンディングノートはいつでも書き足すことができ、書いたことを修正することもできる”生きたノート”でもあります。考えが変われば更新すればよいだけなので、気負わず、今の気持ちに正直に書き進めていきましょう。また、一度に全てを書こうとすると大変なので、気が向いた時に少しずつ書き溜めていくことも大切です。
そして忘れてはいけないのが、エンディングノートの存在を家族に知らせておくことです。机や仏壇の引き出しなど、いざという時に家族が見つけやすく盗難の心配のない場所に保管しておくことも大切です。
年末年始に家族で話し合いたい「葬儀の希望」
寒さが深まる年末年始は、急な体調の変化があらわれやすい時期でもあるため、万全の体調管理で無理なく過ごすことが何より大切です。
一方で、家族が集まりやすい年末年始は、「”もしも”の時にどんなお見送りを望むか」について話し合っておくのにちょうどよい機会でもあります。「葬儀のことを話すなんて縁起でもない」と思うかもしれませんが、家族からは話しにくい話題だからこそ、自分から切り出してみることが重要です。
いざという時に「もっとこうすればよかった」とご家族が悔やまずに済むよう、元気なうちから話し合っておきましょう。
1. 希望する葬儀形式を伝えておこう
「私の葬儀は家族葬がいいな」など、自然な会話の中で葬儀に対する希望をカジュアルに切り出してみましょう。
葬儀形式としては、主に以下の4種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
- 一般葬:関係者に広くお声がけをして大々的に行う葬儀
- 家族葬:参列者を身内や親しい人に限定して行う葬儀
- 一日葬:お通夜を省略して一日で葬儀・告別式・火葬を行う葬儀
- 火葬式・直葬:宗教儀式を省略して火葬のみを行う葬儀
「家族だけのアットホームな葬儀がいい」「極力費用をかけずに行ってほしい」など、ご自身の希望に合う葬儀は何かを考え、家族に伝えてみましょう。
2. 宗旨宗派や菩提寺を伝えておこう
最近はお寺とのお付き合いが薄れ、自分の家に「菩提寺があるのか」や「何宗なのか」がわからないという人も増えています。葬儀の際は、菩提寺やその家が信仰する宗派の僧侶に読経をお願いすることになるため、いざという時に、ご家族が菩提寺や宗派がわからず困ってしまうケースも少なくありません。
万が一間違った宗派で葬儀をしてしまった場合、「先祖代々のお墓に納骨できない」などのトラブルに発展してしまうことも考えられるため、宗旨宗派や菩提寺の連絡先は事前に伝えておくと安心です。
3. 参列してほしい人、親しい友人を共有しておこう
もしものことがあった時に、多くのご家族が迷われることは「誰に訃報を伝えたらよいか」です。携帯の電話帳から連絡先はわかったとしても、誰が訃報を伝えるべき相手かは判断がつかないことも多いでしょう。また、携帯のパスワードがわからないため、そもそも連絡先まで辿り着けないというケースも考えられます。
そのようなことがないよう、「訃報を伝えてほしい人」「葬儀に参列してほしい人」などのリストを作り、エンディングノートに記しておきましょう。
4. 葬儀の積立てや葬儀保険の情報を共有しておこう
もし、互助会や葬儀保険に加入している場合は、その情報も共有しておきましょう。いざという時にご家族が知らなければ、せっかく積立てた費用が使われずに無駄になってしまいます。加入先や保険証書の保管場所などの情報を共有しておくとよいでしょう。
”もしも”に備えて、葬儀社の事前相談を活用しよう
葬儀のことは「専門知識がないからよくわからない」という方がほとんどだと思います。「葬儀形式ごとにどんなメリットや注意点があるのか」「費用はどのくらいかかるのか」など、疑問があれば、まずは葬儀社の無料の事前相談をご活用ください。
どんな葬儀がその人らしいかは、ご家族の価値観や関係性、地域性、宗教観などによっても大きく変わります。だからこそ専門家に相談しながら、理想の葬儀に近づけていくことが大切です。
葬儀社の事前相談では、たとえば「費用を押さえながらも温かいお見送りがしたい」などの希望をお聞きしながら様々な可能性を一緒に考えていくことができます。ぜひお気軽にご利用ください。
さがみ典礼では、葬儀や終活の疑問・ご不安にお応えするため、専門の相談員が24時間365日お客様からのご相談を承っています。年末年始も休まず営業しておりますので、お電話・メール・対面などお好きな形でご相談ください。
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