家族葬
2025.10.03
秋から冬にかけて多い「急なご不幸」に備えるため、葬儀の流れを知っておこう

秋から冬にかけては、季節の変化で体調を崩す人が増える時期でもあります。
もしもの時にあわてないために、葬儀の流れや準備について知っておくことは重要なことです。
今回は、突然の葬儀に備えて、いざという時に落ち着いて行動できるよう、葬儀の流れや必要な準備をご紹介します。家族を見送る経験は、誰もがいつかは経験するものです。後悔のないお見送りができるよう、今から備えておきたいという方にもおすすめの内容となっています。
年末年始は、1年で1番死亡率が高い時期
年末年始〜1月にかけては、寒暖差による血圧の変動が大きくなることもあり、心筋梗塞や脳卒中などの循環器系疾患が増える傾向にあります。また過度な飲酒によるアルコール中毒や感染症の流行、寒さから通院を後回しにしてしまうことによる体調の悪化といったリスクもあります。
これから迎える年末年始は、持病のあるなしに関わらず、いつも以上に体調管理をしっかり行っていくことが大切です。
急な不幸があった場合、家族がまずやるべき3つのこと
年末年始に限らずですが、不幸というものはいつも突然に訪れるものです。もしも身内に突然の不幸があった時、少しでも落ち着いて行動できるように、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1. 状況に応じて医師または警察に連絡する
まずは、呼吸や脈があるかなどを確認し、救急対応が必要な場合はすぐに救急車を呼びます。すでに亡くなっている場合は、必要以上に動かさず、医師または警察に連絡しましょう。
医師と警察のどちらに連絡をするかは、既往歴があるか否かで変わります。
持病があり、通院または往診を依頼しているかかりつけ医がいる場合はかかりつけ医に、事故や急死、原因不明の不審死などの場合は警察に連絡しましょう。
いずれの場合も、かかりつけ医もしくは警察医が死亡を確認後、死亡診断書(死体検案書)を発行する流れになります。
2. 葬儀社に連絡する
次にすることは、葬儀社への連絡です。
ご自宅で死亡が確認されたとしても、病院で死亡が確認されたとしても、葬儀までの間ご遺体を安置しておく場所を決めてそこまでお運びする必要がありますが、ご遺体の搬送や安置は葬儀社の仕事になります。また早ければ、ご逝去の翌日にお通夜、翌々日に葬儀・告別式となるため、葬儀社は早急に決めて依頼する必要があります。
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3. 親族や関係者に連絡する
親族や関係者への訃報連絡もご家族が行うことの一つです。連絡する際の優先順位は故人との関係の近い順になります。基本的には、家族や近しい親戚には、第一報として逝去後すぐに死亡の事実をお伝えし、葬儀の日程が決まったら葬儀の詳細を改めてお伝えする流れになります。
【訃報連絡の優先順位】
- 家族
- 三親等以内の親族
- 故人の友人知人や会社関係者
- 家族の友人知人や会社関係者
- 町内会や近所の人
ただし、家族葬を希望している場合は、葬儀に参列いただかない方への訃報連絡は葬儀後に行うことが一般的ですので、ご逝去後すぐの連絡は、近しい方のみにとどめておきましょう。
また、ご家族の会社に忌引き休暇の申請を行う際は、こちらのコラムも参考にしてください。
知っておくと安心!急な葬儀の流れと準備
身内の急な不幸は、ただでさえあわててしまうと思いますが、全体の流れと注意点を押さえておくことで落ち着いて行動することができます。
【ご逝去から葬儀までの流れ】
- ご逝去・死亡診断書(死体検案書)を受け取る
- 葬儀社に依頼する
- ご遺体の搬送・安置
- 葬儀の打ち合わせ
- 訃報の連絡をする
- 納棺・お通夜
- 葬儀・告別式・火葬
1. ご逝去・死亡診断書(死体検案書)を受け取る
ご逝去の事実が確認されたら、医師によって死亡診断書(または死体検案書)が発行されます。ちなみに、死亡診断書の左側は役所に提出する死亡届になっています。
2. 葬儀社に依頼する
葬儀社を決めて依頼します。余裕があれば複数社見積もりをとって比較検討することをおすすめしますが、病院でお亡くなりになった場合は短時間の間に搬送を求められることが多くなっています。限られた時間の中でも、信頼できる葬儀社を選ぶことが大切です。
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3. ご遺体の搬送・安置
通常、30分〜1時間程度で葬儀社がお迎えに上がるので、それまでの間にご遺体を安置する場所を決めておかれるとスムーズです。安置場所の選択肢には「ご自宅」または「葬儀社等の安置施設」があります。
4. 葬儀の打ち合わせ
所定の安置場所にご遺体を安置した後、葬儀社と葬儀の打ち合わせを行います。葬儀の打ち合わせでは、宗旨宗派の確認、葬儀の日時や会場の決定、葬儀形式や規模の決定、会食や香典返しの選定などを行います。
葬儀日程は、火葬場の空き情報と菩提寺やご家族の都合で決めることになります。菩提寺(先祖代々お付き合いのあるお寺)がある場合は、早めに連絡してご都合をお伺いしておきましょう。
また、遺影写真に使う写真データもこのタイミングで求められるので、携帯に保存してある比較的新しい故人の写真の中から、ふさわしい写真を選んでおくとスムーズです。
5. 訃報の連絡をする
葬儀の内容が決まったら、関係者各位に訃報の連絡と葬儀のご案内をお知らせします。近親者には、ご逝去直後に第一報を伝えておき、葬儀内容が決まってから改めて詳細をお伝えする流れになります。
6. 納棺・お通夜
お通夜の数時間前までに納棺の儀式が行われます。納棺とは、死化粧や死装束でご遺体の旅支度を整え、棺に納める儀式のことをいいます。葬儀社の納棺師が一連の儀式を行うことがほとんどですが、遺族が納棺師と一緒に行う場合もあります。儀式の最後には、棺に故人の好きだったものなどを副葬品として入れることもできるので、棺に入れたいものがあれば用意しておきましょう。
納棺の準備が整ったらお通夜となります。ちなみに「一日葬」の場合はお通夜は省略されます。
7. 葬儀・告別式・火葬
お通夜の翌日に葬儀・告別式・火葬を行います。葬儀場で葬儀・告別式を行った後、近親者のみが火葬場に移動し火葬が執り行われる流れになります。火葬後には、焼骨を骨壷に納める「収骨」が行われ、骨壷と埋葬許可証を受け取り終了となります。
埋葬許可証は、お墓に納骨する際に必要になる書類ですので、納骨まで大切に保管しておきましょう。
身内に不幸があった時に必要な手続き
身内に不幸があった時に、葬儀までに必要な手続きとして「死亡届の提出」と「火葬許可申請」があります。死亡届は、死亡の事実を知った日から七日以内に行う必要があり、死亡届の提出と火葬許可申請は同時に行うことが一般的です。
死亡診断書の左側が死亡届になっているので、必要事項を記入し、死亡地の市区町村役場、または故人の本籍地の市区町村役場、届出人の住所地の市区町村役場のいずれかに提出します。火葬許可申請書は役場の窓口で入手できますが、自治体によってはWEBサイトからダウンロードできる場合もあります。
なお、火葬許可申請を行うと火葬許可証がその場で交付されます。火葬許可証は火葬場に提出する書類なので、葬儀当日まで大切に保管しておきましょう。
なお、死亡届の提出と火葬許可申請は、葬儀社が代行してくれることも多いです。
年末年始や深夜早朝に不幸があった場合の対応
もし、年末年始や休日に急なご不幸があった場合は、いつもとは異なる対応が求められます。
死亡届や火葬許可申請は、自治体窓口がお休みのため、夜間休日窓口に提出します。また、年末年始は火葬場がお休みのことも多く、休み明けは混み合うことが予想されるため、通常に比べ、ご逝去から葬儀までの期間が長くなる傾向にあります。その分、安置期間も伸びることになるため、安置施設の利用料やドライアイスの料金などが追加で必要になるなど、費用面での影響があることも考慮に入れておきましょう。
いざという時に備え、葬儀の流れを把握しておくことが大切
葬儀の基本的な流れや手続きを理解しておくことは、突然のご不幸に慌てないためにも大切なことです。事前に知識を得ておくことで、悲しみの中でも少し心の余裕が生まれ、故人を穏やかに見送ることにつながります。
もし、葬儀についてわからないことやご不安がある場合は、葬儀社の事前相談を活用するのもおすすめです。さがみ典礼では、葬儀や終活の疑問にお応えするため、専門の相談員が24時間365日ご相談を承っています。お電話・メール・対面などお好きな形でご相談いただけますので、ぜひご活用ください。
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さがみ典礼では、一般葬、家族葬、一日葬、火葬式・直葬など多様なプランを幅広くご用意し、お客様のご葬儀をサポートさせていただきます。ご家族の想いを大切に、あたたかな時間をお手伝いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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