葬儀・家族葬コラム

家族葬

2023.05.14

お葬式の流れー危篤から納骨までの流れを時系列で解説します

さがみ典礼の葬祭ディレクター薄井です。

お葬式というとお通夜や告別式を思い浮かべる方も多いと思いますが、実際にはその前後にもやるべきことがたくさんあります。大切な方を亡くされた悲しみの中、粛々と準備を進めなければならない喪主様のご心労は計り知れません。

今回は、少しでもそんな喪主様のお役に立てるように、ご危篤から葬儀後の手続きまでを時系列でまとめました。初めて喪主を務められる方や、葬儀の流れを基本から知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

全体の流れ

まず最初に全体の流れを把握しておきましょう。

ご危篤からご納骨までの流れは以下の通りです。

ご危篤ご逝去 葬儀社の手配 搬送・安置 打ち合わせ 納棺 お通夜 葬儀・告別式 火葬 (初七日法要)四十九日法要 納骨

※近年、初七日法要は葬儀・告別式の当日に繰り上げて行われることが多くなっています。

余裕があれば事前に準備しておきたいこと

葬儀の規模やスタイルを決めておく

身内だけでなのか、関係者をお呼びして大々的に行うのかなどお呼びする人の範囲や規模をあらかじめ決めておくとスムーズです。

葬儀社を決めておく

葬儀は費用もかかりますし、一生に一度のことです。慌てて決めると失敗や後悔につながってしまいますので、余裕があれば事前に何社か見積もりを取って依頼する葬儀社の目星をつけておきましょう。

遺影写真を決めておく

遺影写真はお亡くなりになってから割とすぐに必要になります。背景や服装は合成できるため、正面を向いている写りのいい写真を事前に選んでおくと安心です。

それでは時系列で流れをみていきましょう。

ご危篤

病院から危篤の連絡を受けたら、急いで病院に向かいましょう。また、ご家族やご友人など最期に立ち会って欲しい人にも連絡を入れます

ご逝去(ご臨終)

病院で息を引き取られた場合は、その場で医師から死亡診断書が発行されます。ご自宅でお亡くなりになられた場合は、かかりつけ医に連絡し死亡診断をしてもらいます。かかりつけ医がいない場合は、救急車を呼びましょう。また、死因が特定できない事故や突然死などの場合は警察へ連絡します

葬儀社の手配

病院の霊安室は2〜3時間程度しか安置することができないため、その間に葬儀社を手配する必要があります。もし事前に決めている葬儀社があればすぐに連絡しましょう。その場で決める場合も、できれば複数社見積もりを取ることをお勧めします。

ご遺体の搬送・安置

依頼した葬儀社が駆けつけ、ご遺体を所定の場所へ搬送してくれます。葬儀を行う場所に安置するのが一般的ですが、ご自宅や専用の保管施設などで安置されるケースもあります。

葬儀の打ち合わせ

葬儀社との打ち合わせでは、葬儀の場所と日時、葬儀形式、費用などを確認します。故人様が特定の宗教を信仰している場合はこの時に伝えましょう。また見積もりは細かく確認してください。遺影写真を求められるのもこのタイミングです。

葬儀日程は、火葬場の空き状況、ご家族や宗教者の都合によって決まります。菩提寺がある場合は、喪主から僧侶にご連絡しご都合を伺います。

納棺

故人様の死化粧や死装束の準備ができたら棺へ納めます。納棺は葬儀社のスタッフまたは納棺師によって行われます。

お通夜

お通夜は夜の18時〜19時頃から2〜3時間かけて行われるのが一般的です。

お通夜の流れ

・集合

開式の1時間前までには集まり、葬儀社と当日の段取りを確認します。基本的には葬儀社がリードしてくれますが、もし不明点等あればここで確認しておきましょう。また、僧侶が到着されたらご挨拶に伺います。

・受付

受付は開式30分前から始めます。ご家族が受付をする場合もあれば、近所の方にお願いする場合もあります。15分前になったら喪主とご家族は会場に着席しましょう。

・開式

10分前には参列者が着席し始めます。全員が着席した後、僧侶が入場します。

・読経

30~40分ほど、僧侶による読経があります。

・焼香

読経が終わった後、司会者の指示にしたがって順番に焼香を行います。順番は、僧侶・喪主様・血縁の近いご遺族様・弔問客となります。

・喪主挨拶 閉式

僧侶が退場し、喪主が挨拶を行い通夜式が終了となります。挨拶は3分程度に短くまとめて、弔問のお礼や葬儀・告別式の案内を行いましょう。

・通夜振る舞い

ご参列いただいた皆様へ食事が振る舞います。ご遺族は、タイミングをみて各テーブルへご挨拶をしましょう。

葬儀・告別式

お通夜と違って葬儀は日中に行われます。スケジュールは火葬の時間から逆算して組まれます。

葬儀・告別式の流れ

・集合

開式の1時間前には集まって、葬儀社と当日の段取りの打ち合わせをします。僧侶が到着されたらご挨拶に伺います。

・受付

開式30分前から受付を開始します。ご家族が受付をする場合もあれば、近所の方にお願いする場合もあります。15分前になったら喪主とご家族は会場に着席します。

・開式

10分前には参列者が着席し始めます。全員が着席した後、僧侶が入場します。

・読経

僧侶による読経が行われ、故人を仏道へと導くための儀式が始まります。

・弔辞/弔電

その後、弔辞や弔電の紹介があります。

・焼香

読経が再開され、司会者の指示にしたがって焼香を行います。順番は、僧侶・喪主様、血縁の近いご遺族様、弔問客となります。

・喪主挨拶

弔問へのお礼や生前のおつきあいへの感謝の気持ちを喪主挨拶という形でお伝えします。

・出棺

会葬者全員で棺に花をいれ、その後葬儀社、ご遺族の男性らで棺を斎場から霊柩車へ運び、火葬場へ出棺となります。

火葬

・火葬

火葬場にて僧侶の読経・焼香の後、棺が火葬炉へと運ばれていきます。個人差はありますが、火葬にかかる時間は1時間半〜2時間程度です。その間ご遺族様は控室で待機します。

・収骨

火葬後、収骨室にて二人一組になり、お箸で骨を骨壷に入れるお骨上げを行います。分骨を希望される場合は事前に葬儀社に伝えておきましょう。書類の提出など必要な手続きを葬儀社が行ってくれます。

・遺骨法要

ご遺骨をご自宅に安置します。

初七日法要

初七日法要は、本来は命日から七日目に行う法要ですが、現代においては葬儀当日に繰り上げて行われることが多いです。葬儀当日に行う初七日には、火葬後に行う「戻り初七日」と、葬儀につづけて行う「式中初七日」があります。

四十九日法要・納骨

命日から四十九日目に四十九日法要を行います。ご家族の都合で四十九日当日に集まることができない場合は、それより以前の日程で、僧侶とスケジュールを調整します。

故人様との最期を悔いなく有意義にお過ごしください。

ご逝去から火葬までに要する日数は、通常4日程度です。喪主様は、葬儀前のご準備から納骨まで、短い期間にたくさんのことをこなさなくてはなりません。特に初めて喪主を務められる方はわからないことだらけだと思います。そんな時はぜひこの記事を参考にしてください。

また、不明点は遠慮なく葬儀社に相談してください。故人様との最期の時間が有意義なものになるよう、お手伝いさせていただきます。

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薄井 充枝

1級葬祭ディレクター

薄井 充枝 (ウスイ ミツエ)

気軽に相談できる相談役として、ご家族様の想いをカタチにします。

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