葬儀・家族葬コラム

家族葬

2023.07.24

家族葬と言われたらどう対応する?参列していいの?香典・弔電は?

家族葬と言われたらどう対応する?参列していいの?香典・弔電は?

最近は家族葬も以前に比べるとだいぶ浸透してきましたが、それでもまだ家族葬特有のマナーや注意点を知らない方も多いと思います。

葬儀というものは、故人やご遺族にとっては一度きりのものです。大切な方のご葬儀で、知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまわないよう、参列する方が知っておくべき家族葬の基本やマナーを詳しくお伝えします。香典や弔電のマナーもお伝えしますので、これから家族葬に参列予定の方は、ぜひ参考にしてください。

家族葬とはどんな葬儀?

ご家族やご親族、ご友人など故人様と特に親しい間柄の方々が集まって小規模に執り行うご葬儀を家族葬といいます。従来の一般葬が生前故人様と関わりのあった知人や友人、会社の方々など大勢が集まって大規模に執り行われるのに対し、参列者を親しい方々のみに限定して行うのが家族葬の特徴です。

家族葬は、近年の地域コミュニティの希薄化、少子高齢化、新型コロナウィルスによるパンデミックなどを背景に、急速に広まり多くの方に選ばれているご葬儀形態です。「近親者のみで心置きなく故人様をお見送りできる」「費用を抑えることができる」「参列者の人数を事前に把握しやすい」などのメリットがあります。

家族葬と言われたらどう対応する?

お知り合いがお亡くなりになられて家族葬を執り行う場合、葬儀に参列してよいものか迷われる方も多いのではないでしょうか。

家族葬の場合参列者を限定して執り行うため、参列していただく方には事前にご遺族から連絡があります。連絡が来ていないのにも関わらず参列するのはマナー違反になるので注意しましょう。

家族葬はどなたでも参列してよいご葬儀ではありませんので、たとえ親族であっても必ず参列できるというわけではありません。あくまでも参列できる方はご遺族が決めた方のみなので、故人様との関係性で参列の可否が決まるものでもないことを覚えておきましょう。

家族葬に参列してもよいかの判断基準

家族葬は、ご遺族から参列してほしいと依頼があった人は参列することができます。基本的に葬儀に参列して欲しい方には、訃報に葬儀日時や会場などの詳細が記載されています。反対に詳細が記載されておらず、「家族葬で執り行います」「親族のみで執り行います」などのみの記載であった場合、もしくは「弔問辞退」の記載がある場合は、参列できないと思った方が賢明でしょう。

どうしても最後のお別れがしたいというお気持ちもあるかもしれませんが、ご遺族としては、近親者のみでお別れをしたい、葬儀当日の手間を省きたいなどの想いがあって家族葬を選ばれているので、誘われていないにも関わらず参列したいと申し出ることは遺族を困らせることにつながってしまいます。たとえ葬儀に参列できなくても、それ以外の方法で弔意をお伝えすることもできますので、必ずご遺族のお気持ちを尊重してさしあげましょう。

家族葬の香典は持参する?

家族葬に参列する際に、よくみなさんが迷われるのが「香典」を持参するかどうかです。家族葬では、香典を持参すべきかはケースによっても異なります。

「香典辞退」の申し出がある場合は持参しない

一般葬では香典は持参するのが当たり前とされていますが、家族葬の場合、香典を辞退されるご遺族も多いです。訃報に「香典は辞退させていただきます」などの記載がある場合や、直接口頭でお伝えされた場合は、ご遺族の意思を尊重し持参しないのがマナーです。

香典辞退でよく使われる文言は下記のとおりです。

・弔問 香典 供物 弔電に関しましても故人の遺志により固く辞退申し上げます。

・内々での葬儀になりますので、ご厚志は辞退申し上げます。

このように、明確に香典と書かれている場合もあれば、「ご厚志」とまとめて書かれている場合もありますので注意しましょう。

家族葬でご遺族が香典を辞退するのには、「参列者に香典の手間をかけたくない」「ご遺族が香典返しの手間を省きたい」などさまざまな理由が考えられます。家族葬は形式にとらわれない自由なご葬儀であることも一つの特徴ですので、ここでも家族葬を選択されたご遺族のお気持ちを尊重し、辞退の申し出に従うのがマナーです。

香典辞退かが明確ではない場合

香典辞退が明確に伝えられない場合もあります。その場合は一応持参しておけば当日どちらになっても対応することができるので安心です。場合によっては、当日の会場受付に辞退の案内が貼りだされていることもあります。そのように辞退のご意向が確認できたら香典はそっと鞄にしまって持ち帰りましょう。相手が辞退しているのにも関わらず、せっかく持参したからといって無理にお渡しするのはご遺族を困らせてしまうことにつながるので控えましょう。

親族は持参する場合もある

香典を辞退している家族葬であっても、親族からの香典は受け取る場合があります。なぜなら基本的に葬儀費用というものは、親族が分け合って負担するという風習があるためです。ただしその場合も、ご親族は受付でお渡しするのではなく、喪主に直接お渡しするのがマナーです。

香典はいくら包めばよい?

香典辞退のご意向がない場合は、香典を持参します。持参する香典額は、家族葬でも一般葬でも違いはありません。香典の相場と注意点は以下を参考にしてください。

【香典の相場】

お亡くなりになった方香典額の相場
ご両親5~10万円
兄弟姉妹3~5万円
配偶者のご両親3~5万円
祖父母1~3万円
叔父 叔母 姪 甥1~3万円

【香典のマナー】

・香典を包む際は新札を用いないのがマナーです。

・金額の表記は下記のように「大字(だいじ)」を用います。

金 参仟圓也、金 壱萬圓也 のように中袋の表中央に記載

・宗教 宗派に応じた表書きを記載しましょう。

仏教:御霊前・御仏前

キリスト教:御花料

神道:御神前・御玉串料

※わからない場合はどの宗教でも通用する「御霊前」とするのが無難です

・名前等の書き方

フルネームまたは〇〇一同など、適宜外袋の水引の下部分に記載

中袋の裏面左側にも住所と氏名を記載

さまざまな弔意の伝え方

家族葬では香典を辞退されているケースも多いですが、香典以外にも供物や供花、弔電をお送りしたりと、さまざまな弔意の伝え方があります。ただし供花や供物は香典同様に辞退されるご遺族も多く、また、「ご厚志を辞退する」と伝えられた場合は、香典・供花・供物・弔電のすべてを辞退することと同義なので注意が必要です。

辞退のご意向がない場合は、事前にご遺族にお送りしてよいかを確認した上で、下記の注意点を守ってお送りしましょう。

供花をお送りする

供花は宗教・宗派に見合ったものをお送りするのがマナーです。フラワーアレンジメントやフラワースタンドなど種類があるため、ご予算に合わせて選びましょう。ただし、ご葬儀当日にお送りする場合会場の広さや故人様の宗教・宗派、他のお花との兼ね合いなどがあるため、直接葬儀を取り仕切る葬儀社に相談の上お送りしましょう。特に家族葬の場合は会場が小さいケースが多く、大きめのスタンド花などはそぐわない場合もあります。ちなみに、供花をお送りする際の金額相場は、5,000円〜15,000円といわれています。

また最近は、いつでも好きなタイミングで好きなお花と交換していただけるお花のギフト券をお送りする方も増えてきています。

供物をお送りする

供物をお送りする場合は、お菓子や果物、線香・蝋燭などの品物をお送りするのが一般的です。お菓子や線香・蝋燭であれば3,000円〜5,000円、果物であれば籠盛りで5,000円〜15,000円が相場といわれています。お通夜・葬儀での供物には、水引が黒白結び切りの掛け紙を選び、「御供物」「御霊前」など宗派に合わせた表書きを薄墨で記載します。

弔電をお送りする

供物や供花も辞退されている場合は、弔電を送るという方法もあります。弔電はお返しも不要ですので、ご遺族の負担になることも少ないでしょう。ただし上述したとおり「ご厚志辞退」と書かれている場合は弔電辞退も含まれていますので、ご意向を尊重し送るのを控えましょう。

弔電をお送りする際は基本的に喪主宛で、葬儀が執り行われる会場にお送りします。できれば葬儀社に弔電を送る旨を連絡し受け取ってもらえるか確認しておくと安心です。その上で余裕を持ってお送りするのがマナーです。一般的に弔電が読み上げられるのは告別式の日になりますので、お通夜の日までに届いていれば安心ですが、遅くとも告別式の始まる3時間前には届くようにしましょう。

まとめ

家族葬はマナーを守って失礼のないように

ここまで、家族葬といわれた場合に参列してよいかの判断基準や、参列される場合の香典・供花・供物・弔電のマナーについてお伝えしてきました。

一般的なご葬儀と違って、ご自身が参列してよいかを判断するのが難しい家族葬ですが、基本的にはご遺族からのお誘いがあった方のみが参列できるものと思って間違いありません。無理に参列できないかと打診するのは、家族葬を選択したご遺族のご意向に反する行為ですので控えましょう。また一般葬では当然持参する香典も、家族葬では事前に確認が必要です。訃報のご案内やご遺族から口頭で辞退の申し出がある場合は、ご意向を尊重して持参を控えましょう。

このように、家族葬には一般葬とは異なる特殊なマナーがあり、知らずに良かれと思ってとった行動が、実はご家族を困らせてしまったなどということもあり得ます。家族葬に初めて参列される方や基本わからないという方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

村上 育海

村上 育海 (ムラカミ イクミ)

ご家族様のお気持ちを第一に考え、ご満足いただけるよう努めます。

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