家族葬
2024.11.22
2024-2025年度版 年末年始に家族が亡くなったら?大晦日や三が日の葬儀事情をご紹介
年末年始は多くの会社や施設、行政機関などがお休みをする時期です。もしご家族に心配な方がいらっしゃる場合、「年末年始も火葬場や葬儀社は通常通り対応してくれるのだろう?」かと、不安になられるかと思います。
今回は、年末年始にご家族がお亡くなりになった場合、葬儀社や火葬場は対応してくれるのかについて詳しく解説します。2024年−2025年の年末年始の火葬場の稼働状況や、年末年始にご逝去された場合の注意点と対策もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
年末年始も、火葬場・葬儀社は営業している?
年末年始も葬儀社は通常通り営業しています。葬儀社は、年末年始に関わらず24時間365日対応していますのでご安心ください。また、年末年始だからといって料金が割高になることもありません。
しかし火葬場や斎場は、年末年始に休場している場合もあります。基本的に火葬場の予約は葬儀社が行なってくれますので、まずは葬儀社に連絡し、空き状況などを確認してもらいながらスケジュールを決めていくとよいでしょう。
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2024-2025年の年末年始の火葬場休場日はいつ?
火葬場にもよりますが、火葬場の休場日はお正月や友引日に設定されていることが多いです。
2025年1月1日〜3日
元旦は、多くの火葬場が休場となります。また栃木県や茨城県では、1月1日〜2日あるいは3日までを公式な休場日とする火葬場が多くなっています。休場日は火葬場によっても異なるため、特定の火葬場の休場日を知りたい方は、公式サイトで確認することをおすすめします。
友引の日
友引の日も多くの火葬場が休場しています。2024年-2025年の年末年始周辺では、以下の日程が友引日となっていますので注意しましょう。
【2024年ー2025年の年末年始周辺の友引日】
- 2024年12月28日(土)
- 2025年1月2日(木)
- 2025年1月8日(水)
なぜ、友引日に休場する火葬場が多いの?
あくまでも迷信の一つですが、友引日は「友を引く」=「道連れにする」とも取れることから、葬儀を避ける人が多くなっています。そのため利用者が少ないという理由から、火葬場の休場日に設定されていることが多いです。
ただし、友引日にお通夜を行うことは問題ないとされているため、友引日でもお通夜のみは可とする斎場もあります。
年末年始の葬儀スケジュール
年末年始にご家族がお亡くなりになった場合の目安となる最短スケジュールを、元旦〜3日まで火葬場が休場だった場合を例にまとめてみました。
年末年始の通夜〜葬儀・告別式・火葬のスケジュール
元旦〜1月3日までが火葬場がお休みだった場合
【一般葬・家族葬】
ご逝去された日にち | 通夜 | 葬儀・告別式・火葬 |
12月29日 | 12月30日 | 12月31日 |
12月30日 | 1月4日 | 1月5日 |
12月31日 | 1月4日 | 1月5日 |
1月1日 | 1月4日 | 1月5日 |
1月2日 | 1月4日 | 1月5日 |
1月3日 | 1月4日 | 1月5日 |
【一日葬や火葬式】
ご逝去された日にち | 葬儀・告別式・火葬(一日葬) 火葬(火葬式) |
12月29日 | 12月30日または31日 ※ご逝去の時間によって変わります |
12月30日 | 12月31日または1月4日 ※ご逝去の時間によって変わります |
12月31日 | 1月4日 |
1月1日 | 1月4日 |
1月2日 | 1月4日 |
1月3日 | 1月4日または1月5日 ※ご逝去の時間によって変わります |
上記はあくまでも最短のスケジュールになります。葬儀のスケジュールは火葬場の予約状況、僧侶のご予定、ご遺族のご都合などを考慮して決められるため、これより遅くなることもあることを念頭に置いておきましょう。
また、ご逝去後24時間経過していないと火葬を行うことはできないことが法律で定められているため、一日葬や火葬式のようにお通夜を省略する場合は特に注意が必要です。
具体的には、ご逝去された時間が日中の早い時間であれば翌日に火葬が可能となり、遅い時間の場合は翌々日が最短火葬日となります。ご逝去後、最低24時間は間を空けてから火葬となることを覚えておきましょう。
年末年始の葬儀で知っておきたいこと
多くの会社や施設がお休みになる年末年始に葬儀を行う場合は、普段とは異なるスケジュールを余儀なくされる可能性があります。ここでは年末年始に葬儀を行う場合に、事前に知っておくべき知識をお伝えします。
火葬まで1週間以上かかってしまうことがある
冬場は1年の中でお亡くなりになる方が最も多い時期です。それに加えて年末年始の火葬場の休場日が重なり、火葬場の予約はいつもより取りにくくなってしまいます。また、火葬場の予約が取れたとしても、ご家族や僧侶の都合が合わずに先延ばしになってしまうケースも考えられます。そのため、年末年始にお亡くなりになった場合、ご逝去から火葬までの期間が通常より長引く可能性があることを覚えておきましょう。
また、火葬までの間はご自宅や葬儀社の安置施設などでご遺体を安置しておきますが、安置期間が長引けば、ご遺体の腐敗防止に使用するドライアイスの料金や安置施設の利用料が余分にかかってしまうことになります。ご遺体の状態や安置期間にもよりますが、ご遺体の保全のためにエンバーミングという特殊な処置が必要になる場合もあることも念頭に置いておくとよいでしょう。
ちなみに安置施設使用料の相場は一日当たり1万円程度、ドライアイスの相場は1日5,000円〜1万円程度、エンバーミングを施す場合の相場は、15万~25万円程度といわれています。
年末年始の葬儀は、あえて家族葬にする場合も
年末年始は帰省をされている方や旅行に行かれている方も多く、参列者が集まりにくい傾向にあります。また、ハレの日である三が日に葬儀を行うのは不謹慎だと考える人も一定数いらっしゃいます。
そのため、年末年始の葬儀は身内だけのごく小規模な家族葬とし、年明けにお別れ会を別途開催したり、あるいは四十九日法要を大々的に行なったりすることで対応するケースもみられます。
先に火葬を行い、後からお葬式を行うことも…
同じような理由から、年末年始は先に火葬を行い、後日みなさんが集まりやすい時期に改めて葬儀・告別式を行うというケースもあります。先に火葬を済ませることで、故人様のご遺体の腐敗を防ぐことができるためです。ただしその場合、後日の葬儀は四十九日を過ぎる前に行う必要があるため注意が必要です。
年末年始の葬儀の注意点と対策
年末年始の葬儀は、火葬場・斎場の休場日や、葬儀で読経をお願いする僧侶のご都合など、いつもより注意しなければならないことが多くあるため気をつけましょう。
年末年始はお寺や神社も忙しい
無宗教葬でない限り、葬儀を行うには僧侶など宗教者の存在は欠かせませんが、年末年始は、大掃除や正月飾りの準備、除夜の鐘や初詣客を迎える準備などでお寺や神社は忙しい時期となります。そのため、宗教者の都合がつかずに葬儀が先送りになってしまうことが考えられます。
対策
宗教者への連絡は、早めに行うことが大切!
菩提寺や氏神神社など普段からお付き合いのあるお寺や神社がある場合は、危篤の段階で早めに状況をお伝えしておきましょう。そうすることで、万が一に備えて準備をしてもらうことができるもしれません。
ご家族の病状などの山場が、年末年始に重なってしまう心配がある場合は、事情を説明し早い段階で宗教者への一報を入れておきましょう。
行政機関の窓口が閉まっている!許可申請はどうすればいい?
自治体の窓口は2024年12月29日〜2025年1月3日まで休業となります。
葬儀を行うには、死亡届と死亡診断書(または死体検案書)、火葬許可申請書をお住まいの自治体の窓口に提出し、火葬許可証を発行してもらう必要があります。しかし休業中は通常窓口が閉まっています。
対策
年末年始は時間外受付窓口に書類を提出しましょう!
通常の窓口ではなく、時間外受付窓口への提出となります。なお、死亡届等の提出や火葬許可申請は葬儀社が代行してくれることが多いので、打ち合わせの際にお願いできるかを確認してみましょう。葬儀前は、ただでさえお忙しい時期なので、任せられることは任せて少しでも負担を減らすことが大切です。
金融機関が休みで現金が手元にない
葬儀にはお布施のように当日現金でお渡しする費用があります。しかし、年末年始は金融機関もお休みになり、休業日にお金を引き出すと手数料がかかってしまったり、金融機関によってはATMも休業していたりする場合があります。
対策
年末年始用の現金は早めに引き出しておこう!
年末年始に現金が必要になることを想定して、早いうちから、少し多めに現金を引き出しておきましょう。
12月後半になると金融機関は大変混み合い、待ち時間もいつもより長くなります。特に給料日となる12月25日と、最終営業日は長蛇の列が予想されます。2024年の年末は、12月28日/29日が土日となるため最終営業日が早まる可能性も考えられますので、気づいた時に早めに引き出しておきましょう。
年末年始は、葬儀社にも早めの連絡を!
年末年始の葬儀は、火葬場の予約が取りにくかったり、僧侶がお忙しくて都合がつけにくかったりと、いつも以上に葬儀までの期間が延びてしまうことがあります。
そのため、万が一のことも考え、早めに葬儀社を探しておくことが大切です。できることなら葬儀社にも、危篤の段階から相談をしておくとその後の流れがスムーズです。
とはいえ「葬儀社を決めるところからはじめなければ」という方は、葬儀社の事前相談を活用する方法もあります。事前相談は何度でも行えますので、まずは話を聞いてみることから始めてみましょう。
さがみ典礼では、「身内に心配な人がいて、葬儀のことを考えておきたい」「葬儀費用は高いときくけど、実際にいくらかかるか知りたい」など、葬儀の内容や費用に疑問や不安をお持ちの方に向けて、無料の事前相談を承っております。お電話・メールなら、24時間365日いつでもご相談が可能ですし、ご希望に応じて対面でのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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