葬儀・家族葬コラム

家族葬

2026.05.23

親の終活を切り出せない…|嫌がられずに話すコツとタイミングを解説

終活の話をするのは、

「縁起でもないと思われそう」

「まだ元気だから言いにくい」

と感じて切り出せないでいる人は少なくありません。

確かに、「終活の話=死の話」と考えてしまうと、どう話せばいいか悩んでしまうかもしれません。

しかし終活は、「これからの人生をどう生きるか」を考え、よりよく生きるための準備でもあります。「本人やご家族がこれからを安心して過ごすための前向きな話し合い」ともいえるでしょう。

そこで今回は、親に嫌がられずに終活の話を切り出す方法やタイミングについて、実際に使いやすい話し方の例を交えながら解説します。

親が、終活の話を嫌がる本当の理由

「終活の話をすると嫌がる」という親御さんの気持ちには、下記などが隠れている可能性があります。

  • 死を意識しなければいけないという恐怖感
  • まだ元気だから大丈夫、という気持ち
  • 財産や自分の人生を子供に管理されるのでは、という不安

実際は心配する気持ちから出た言葉でも、言い方一つで不安や嫌悪感を感じさせてしまう可能性もあるため、切り出すタイミング言葉選びには注意が必要です。

親に終活の話を切り出すタイミング

親御さんに終活の話をするタイミングとしては、下記などが切り出しやすいです。

  • 誰かの葬儀の後
  • 終活のニュースを見聞きしたとき
  • 自分が終活を始めたタイミング
  • 介護の話が出たタイミング

関連する話題をきっかけに、自然な流れで切り出せるとよいでしょう。

やってはいけないNGな切り出し方

「〇〇しといて」「〇〇はどうするの?」といったように、親御さん任せにする言い方は避けた方がよいでしょう。

NGな切り出し方例

  • 終活してる?
  • 葬儀はどうするの?
  • いつ死ぬかわからないんだからちゃんと考えておいて
  • 今のうちに財産のこと整理しておいてね
  • 遺言書は書いてある?

このような言い方では、「責められている」と感じたり、不安を強めてしまったりする可能性があります。

また、「もしもの時のためにさ…」などと、いきなり真剣に切り出してしまうと、相手も重く受け止めすぎてしまう可能性があるので注意が必要です。

ひとことで「終活」といっても、やるべきことは、介護・葬儀・お墓のこと・相続のことなど多岐にわたります。そのため、一度に全部のことを聞こうとはせず、聞ける時に少しずつ進めていくことが大切です。

親に終活の話をする時、実際に使える会話例

「終活」というと「死ぬ準備」のように捉えてしまう方も少なくありません。

だからこそ、「これからの人生について一緒に考えようよ」というように、前向きな活動であることや一緒に考えていきたいという気持ちを全面に出して切り出してみるとよいでしょう。

ここからは、実際に使える会話例を、具体的にご紹介していきます。

自分ごととして話す

「最近、自分も保険とか整理しようと思ってて。お母さんは何か決めてることある?」

「実は最近、エンディングノートを書き始めたんだ。将来のことを整理するのにすごくいいからお母さんもやってみない?」

誰かの話をきっかけにする

「友達が親御さんのことで大変だったみたいで、もしもの時に困らないように少し聞いておいてもいい?」

「〇〇おじさんの葬儀の時、みんな結構バタバタしてたよね。そうならないためにお父さんはどうしたいか少し聞いておきたくて」

「困らないため」を強調する

「何かあった時に、どうしてほしいかわからないと困るから、少しだけ教えてもらえる?」

「親の意向を尊重したいから」を強調する

「お母さんが本当はどうしたいか、元気なうちに聞いておきたいなと思って」

「勝手に決めるの嫌だから、希望だけ教えてほしいと思ってるんだ」

「いざっていう時に、「こうしてほしかった」が叶えられないの嫌だなと思って」

親が嫌がった時にどう返すのが正解?

相手を不快にさせないよう細心の注意をはらったとしても、終活に抵抗のある親御さんにとっては、戸惑いや不快感を覚えることがあるかもしれません。

そんな時は、無理に説得しようとするのではなく、「安心のために話したい」という気持ちを丁寧に伝えることが大切です。

「まだ早い」と言われたら

「元気な今だからこそ、落ち着いて話せるかなと思って」

というように、「今すぐ必要な話」ではなく、「元気なうちに少しずつ考えておきたい」という気持ちを伝えられるとよいでしょう。

実際、体調の変化や急な入院などがあると、ゆっくり話し合う時間を取りにくくなることも少なくありません。そのため、元気なうちに少しずつ希望を聞いておくことは、家族にとっての安心にもつながります

「縁起でもない」と言われたら

「ごめんね、不安にさせたいわけじゃなくて、安心のために聞いておきたかったんだ」

というように、相手の気持ちを尊重しつつ、「心配しているから話したいんだ」という本来の目的を優しく伝えられるとよいでしょう。

実際に終活は、財産や死後の準備だけでなく、残りの人生をどう生きるかを考えるきっかけにもつながります。

「そんな話はしたくない」と言われたら

「全部じゃなくていいんだよ。必要になりそうなことだけ少しずつで大丈夫」

というように、不安や負担を軽減してあげることも大切です。

「一緒に考えていこう」という姿勢を見せることは、「1人で抱え込まなくていいんだ」という安心感にもつながります。

最低限確認しておきたいことリスト

終活は、老後の暮らしや葬儀、お墓、相続など、考えることがたくさんあります。

そのため「全部を聞いておかなければ」というスタンスでは、ご自身にも親御さんにも無理が生じてしまうでしょう。

ここでは、最低限聞いておくと安心なことをリスト形式でご紹介します。

まずは、このリストの中の一つだけでも聞いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

最低限確認しておきたいことリスト








かかりつけ病院はあるか

病気の時は、ご本人が意思表示できないケースも考えられるため、事前にかかりつけの病院などの情報は知っておくと安心です。

延命治療の希望について

病気になってから延命治療の希望を聞くことは大変辛いことです。だからこそ、延命治療を希望するか否かは、元気なうちに聞いておきたいことの一つです。

保険に入っているか

生命保険や医療保険など、どんな保険に入っているかは、事前に確認しておけると、いざという時に安心です。証書を保管してある場所なども聞いておくとよいでしょう。

銀行口座・クレジットカードについて

故人が契約していた各種支払いは、亡くなった後も解約をしない限りは止まりません。

サブスクリプションサービスや公共料金など、どこに、どんな支払いがあったのかを把握するには、銀行口座やカードの利用履歴が手がかりになることも多いです。

そのため、銀行やカードの情報は、「財産を把握するため」というより、「万が一の時に必要な手続きをスムーズに進めるため」に必要になります。

葬儀の希望について

葬儀後、「本当にこれでよかったのだろうか」と悩まれるご遺族は少なくありません。

最近は、家族葬や一日葬、火葬式など葬儀の形も多様化しています。

家族だけでアットホームな式にしてほしい」

なるべくお金をかけずに見送って欲しい

多くの人に集まって最後は盛大に見送ってほしい

など、ご本人の希望や方向性をあらかじめ聞いておくことは、後悔のない葬儀を実現することにつながります。

最近は、「家族に負担をかけたくない」「自分らしい見送り方を考えておきたい」という理由から、事前相談を利用する方も増えています。

さがみ典礼では、葬儀の事前相談を無料で承っております。

葬儀や終活の疑問やご不安は、お気軽にご相談下さい。

お墓の希望について

納骨堂や自然葬など、最近はお墓の選択肢も多様化しています。

先祖代々のお墓に入りたい

死んだら自然に還りたい

など、ご本人の希望を元気なうちに聞いておくことが、後悔のない選択につながります。

デジタル遺品(ID・パスワード)

亡くなった後の各種手続きで、ご遺族が悩むことの一つに、「スマホやパソコンのパスワードがわからない」「解約したいけどログインできない」といった、デジタルサービスのログインに関することです。

最近は、スマートフォンやサブスクリプションサービスなど「契約が見えにくいサービス」も増えています。

そのため、「どんなサービスを利用しているか」を共有しておくだけでも、いざという時の負担を減らすことにつながります。

エンディングノート

上記の様々な希望や記録は、エンディングノートという形でひとまとめにして、いざという時にご家族が見つけやすい場所に保管しておけると安心です。

エンディングノートには、実務的なことのほかに、家族や大切な人へのメッセージを記すこともできます。普段は照れくさくていえないことも、エンディングノートに書いておくことで、相手に気持ちを伝えることができます。

最後になりますが、もちろんこれらすべてを一度に決める必要はありません。

少しずつ話し合っていくこと自体が、終活の第一歩です。

完璧ではなく、「できることから少しずつ」が大切(まとめ)

終活というと、やることがたくさんあるように感じて、身構えてしまう人も多いと思います。

だからこそ、最初から完璧を目指す必要はありません。

できそうなことから、少しずつ話し合っていくことが大切です。

今回ご紹介した内容の中で、一つでも話すことができたなら、それだけでも大きな一歩です。

終活は、「死の準備」だけではなく、これからを安心して生きるための話し合いでもあります。

焦らず、ご家族のペースで少しずつ進めていけるとよいでしょう。

終活や葬儀の相談は事前相談を活用しよう

最近は、終活に関心を持つ方が増えています。「何から始めればいいのかわからない」という時には、葬儀社の無料の事前相談を活用するのも方法の一つです。

葬儀社では、具体的な葬儀の相談だけでなく、お墓や遺言、相続といった終活全般の相談にのってくれることも多いです。

さがみ典礼では、専門の相談員が、24時間365日葬儀や終活のご相談を承っております。

「親に終活を勧めたいんだけど、何から手をつけるべき?」

「エンディングノートを書いてみたいけど書き方がわからない」

など、どんな些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。

栃木・茨城県西エリアのご葬儀は、栃木で葬儀実績No.1のさがみ典礼にお任せください。

小林 勝也

小林 勝也 (コバヤシ カツヤ)

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