葬儀・家族葬コラム

家族葬

2026.02.26

家族葬の種類と選び方|規模別、ライフスタイル別の最適プラン

家族葬の形は一つではなく、人数や形式、考え方で内容が変わります。

たとえば家族のみの数名で行う家族葬もあれば、30名の大人数で行う家族葬もあります。また、無宗教の家族葬、お通夜を省略した家族葬(一日葬)など、ひとことで家族葬といっても、選択肢は多岐にわたります。

そこで今回は、ご家族の状況に最適な家族葬の形を見つけていただくために、家族葬の種類と選び方を解説します。参列者の人数、ご自身のライフスタイル、重視したいポイントなどの条件に見合った家族葬の形をわかりやすくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

家族葬は2種類にわけられる

家族葬は、参列者の人数によって「小規模家族葬」と「中規模家族葬」にわけて考えることができます。家族構成や交友関係、葬儀に対する考え方などによって、どちらの規模の家族葬が適しているかは変わります。

なお、家族葬には明確な人数の定義があるわけではなく、ここで紹介する人数はあくまで一般的な目安になります。

小規模家族葬(10名未満)

「家族のみ」「配偶者と子どもと兄弟姉妹のみ」といったごく近しい身内のみで行う小規模な家族葬です。

限られた人数で故人とゆっくり向き合う時間が取れるため、「静かにきちんと見送れた」という満足感を得やすいのも特徴です。

向いているケース

  • 高齢の単身世帯
  • 交友関係が少ない方
  • 近親者が少ない方
  • できるだけ費用を抑えたい方
  • 身内だけで静かに見送りたい方
  • 参列者対応を極力減らしたい方
  • 形式的でない自由な葬儀を希望する方

中規模家族葬(10名〜30名)

参列者の範囲を、子どもや孫、兄弟姉妹やその家族に加え、甥や姪、親しいご友人などまで広げた家族葬です。一般的に「家族葬」と呼ばれる葬儀の多くは、10名〜30名程度のこの規模となっています。

遠方から集まる親族がいたり、故人と親しかったご友人が参列したりするため、小規模家族葬では省略されやすい会食の席を設けるケースも多く、宗教儀式も含めてしっかりとした形で見送ることができたという満足感を得やすいのが特徴です。

向いているケース

  • 親族付き合いが多い方
  • 交友関係が多い方
  • 近所付き合いが多い方
  • 仕事関係でのつきあいがあった方
  • 菩提寺との関係を大切にしたい方
  • 後日の対応の負担をなるべく減らしたい方
  • 遠方から集まる親族が多い方

小規模家族葬と中規模家族葬のどちらにするかは、ご家族の状況や故人の交友関係に合わせて選ぶことが大切です。

次は、参列人数の違いによってもたらされるメリット・デメリットを比較しながら、ご自身に合った規模を考えていきましょう。

規模別メリット・デメリット

ここでは、小規模家族葬と中規模家族葬のメリットとデメリットをお伝えします。規模感の違いによるメリット・デメリットを知ることで、よりご自身に合った家族葬の規模を選びやすくなります。

小規模家族葬(10名未満)のメリット・デメリット

小規模家族葬は参列者が少ないため、準備の負担も最小限に抑えられます。費用面でも、「式場使用料」や「会食費」「返礼品費」など人数によって左右される費用を抑えやすいのも特徴です。また人数が少ない分、葬儀当日の焼香の時間も短縮できるため、短時間で執り行いやすいのもメリットの一つといえるでしょう。

ただし、参列者を最小限にしているため、葬儀に参列できなかった人から、後日ご自宅へ弔問の申し出を受ける機会は多くなる傾向にあります。

中規模家族葬(10名〜30名)のメリット・デメリット

中規模家族葬は、呼ぶ人の範囲を広げられることで親族や親しいご友人などにも配慮ができ、家族葬でよくある「なぜ、知らせてくれなかった」という不満が生じにくくなります

また、親しい方々とお別れの時間を共有できるため、「きちんと見送れた」という満足感につながりやすいというメリットもあります。さらに、葬儀の場でお別れを済ませていただけるため、後日の弔問対応の負担も少なくなる傾向にあるでしょう。

一方で、参列者が増える分、事前の準備や当日の対応は小規模家族葬より多くなります。また、人数が多い分、「式場使用料」や「会食費」「返礼品」にかかる費用負担は、やや大きくなるでしょう。

このように、小規模家族葬は負担を抑えやすく、中規模家族葬は周囲への配慮がしやすいなどの特徴があります。どの点を重視したいかに合わせて、ご家族にとって最適な規模感を検討してみましょう。

家族葬で選ばれる葬儀形式

「家族葬」とは、参列者を親族やごく近しい方に限定して行う葬儀の総称で、厳密に言うと形式そのものを指す言葉ではありません。

そのため、お通夜を省略する「一日葬」や宗教儀式を行わない「無宗教葬」など、家族葬の中にもさまざまな選択肢があります。

ここでは家族葬で選ばれる主な葬儀形式をご紹介します。

二日葬

1日目にお通夜、2日目に葬儀・告別式・火葬を行う、最も一般的な葬儀形式です。

親族や親しい方々とゆっくりお別れの時間を取ることができ、宗教儀式もしっかり行えるため、一般葬に近い形で見送ることができます。

家族葬で二日葬を選んだ場合、参列者を身内に限定する以外は、式の流れや内容は一般葬とほぼ同じとなるため、「従来どおりの形でしっかり見送りたい」という方に選ばれています

一日葬

お通夜を省略し、1日で葬儀・告別式・火葬を行う葬儀形式です。

1日で完結することから、「遠方の親族が日帰りで参列しやすい」「ご遺族や参列者の負担を軽減できる」といった理由から選ばれることが多くなっています。

お通夜を省略しているため、菩提寺がある場合は、事前に相談しておくことをおすすめします。

無宗教葬

日数や式の内容などに決まった形がない、自由な葬儀形式です。

読経や戒名授与などの宗教儀式を行わず、献花や音楽・映像などを取り入れて自由に行う葬儀形式になるため、形式や宗教にこだわらない自由な葬儀を希望する方に選ばれています

ただし、菩提寺がある場合は納骨の可否に関わるため、事前の相談が必須になります。

直葬・火葬式という選択肢

お通夜・告別式を省略し、火葬のみを行う「直葬・火葬式」も、身内中心で行う葬儀形式の一つです。式場を使用しないため費用を抑えやすく、準備や当日の負担が少ないという特徴があります。

身内だけでも、読経やお別れの時間をしっかり取りたい場合は家族葬(二日葬)が最も適していますが、儀式にこだわらず、負担を最小限にすることを最優先に考えたい場合は「直葬・火葬式」も選択肢の一つになります。

ただし、無宗教葬と同じで宗教儀式を行わないため、菩提寺がある場合は事前の確認が必須になります。

ライフスタイルに合わせた家族葬の選び方

家族葬の規模や形式を選ぶ際は、「参列者の人数」だけでなく、故人やご家族のライフスタイルに目を向けることが大切です。

「どのような人付き合いをしてきたか」「どのような供養を望むのか」また、「喪主の年齢や体力的な負担」によっても、適した家族葬の形は変わります。

ここでは、ライフスタイル別に家族葬の選び方をご紹介します。

高齢の単身世帯・配偶者を亡くしている方

高齢の単身世帯や、すでに配偶者と死別された方がお亡くなりになった場合、参列者の数が限られる傾向があります。また、ご家族の人数が少なく、葬儀の準備や当日の対応を担う方の負担を考えると、コンパクトに行える小規模な一日葬が選ばれることが多くなっています。

子ども中心の家族(核家族世帯)

子ども世代を中心としたご家族の場合、孫世代まで参列することが多く、中規模の家族葬になりやすい傾向があります。参列者が多い分、儀式を通常通り行い、ゆっくりとお別れの時間を取ることができる二日葬が選ばれる傾向にあります。

交友関係が多かった方

親族付き合いや近所付き合い、仕事関係など故人の交友関係が広かった場合は、本来であれば一般葬に向いていますが、家族葬を選ぶなら、中規模家族葬の二日葬が適しています。

呼ぶ人の範囲をある程度広げることで、「知らせてほしかった」といった不満を防ぎやすく、後日の弔問対応の負担も軽減できます。

なお、参列をお願いしなかった方への配慮として、後日の弔問を受け入れる準備をしておくことも大切です。

宗教儀式や菩提寺との関係を大切にしたい方

宗教儀式や菩提寺との関係を重視したい場合は、規模の大小にかかわらず、通夜・葬儀を行う二日葬が適しています。

一日葬については、菩提寺の考え方によっては理解が得られないこともあるため、事前に相談しておくと安心です。

形式にとらわれないお別れをしたい方

形式にとらわれず、自由な形でお別れをしたい方には、無宗教葬や一日葬が向いています。また、家族葬とは異なりますが、直葬・火葬式を選択するケースもあります。

ただし、これらの形式を選んだ場合、菩提寺のお墓に納骨できないなど、納骨先が限られる可能性があるため、葬儀形式を決める際は、納骨までを見据えて検討することが大切です。

よくある質問

家族葬についてのよくある質問をご紹介します。

Q:家族葬は何人までですか?

家族葬に明確な人数の決まりはありませんが、10名〜30名程度の家族葬が最も一般的です。近年では同居のご家族のみの数名で執り行う家族葬や、親しいご友人まで含めた30名以上の家族葬もあります。

Q:家族葬に呼ばなかった人への対応はどうすればいいですか?

家族葬にお呼びできなかった方へは、葬儀後1〜2週間以内を目安に、訃報とともに「葬儀は近親者のみで執り行いました」とお伝えするのが一般的です。近年では、郵送だけでなく、メールやLINEでお知らせするケースも増えています。

Q:家族葬は、途中で規模を変更できますか?

家族葬の規模を途中で変更することは可能ですが、参列者の人数を変更すると、葬儀会場の変更、返礼品や料理の数の変更が必要になるため、遅くとも納棺前までには人数を確定しておくことをおすすめします。

葬儀形式を決める基準は「どんなお別れにしたいか」

家族葬には決まった形があるわけではなく、参列者の人数や葬儀の形式、そして故人やご家族のライフスタイルによっても最適なかたちは異なります。

大切なのは、「どの規模がよいか」「どの形式が正しいか」ではなく、どのようにお別れをしたいかという想いに合った葬儀を選ぶことです。

事前に家族で話し合ったり、葬儀社に相談したりすることで、ご自身の状況に合った家族葬の形が見えてくるでしょう。後悔のないお見送りのためにも、早めに情報収集をしておくと安心です。

さがみ典礼では、葬儀に関する疑問やご不安をいつでもご相談いただけるよう、無料相談を承っています。「葬儀形式は何を基準に選べばいい?」「自分たちに適した葬儀の形は?」など、どんな質問でも結構ですので、まずは、お気軽にご相談ください。

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青木 満

1級葬祭ディレクター

青木 満 (アオキ ミツル)

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