葬儀・家族葬コラム

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更新日:2026.07.15

家族葬に参列するときの持ち物一覧|忘れやすいものチェックリスト

「葬儀に参列するときの持ち物は何だろう?」「家族葬には何を持っていけばいいの?」などとお悩みではありませんか?

実は、家族葬でも一般葬でも、持ち物に大きな違いはありません。しかし、いざ参列するとなると何を持っていけばよいか迷ってしまう方は多いでしょう。

そこで今回は、家族葬に参列するときに必ず持っていきたいものをはじめ、あると便利な持ち物や季節ごとの持ち物を、チェックリスト付きでわかりやすくご紹介します。

家族葬に参列するときの持ち物一覧|忘れやすいものチェックリスト

家族葬に参列するときの持ち物チェックリスト【一覧】

葬儀に参列する際は、それが家族葬でも一般葬でも、葬儀形式にかかわらず、以下の持ち物を持参するとよいでしょう。思わぬ忘れ物がないように、チェックリストを確認してから出発することをおすすめします。

持ち物必要度備考
香典必須辞退されている場合は不要
袱紗必須香典を包むのに使用
数珠必須宗派を問わず使えるもので可
ハンカチ必須白・黒・無地が無難
財布必須小銭があると便利
携帯電話・スマートフォン必須必ずマナーモードにする
黒いバッグ女性は必須光沢の少ないものが望ましい
ティッシュあると便利身だしなみや急な場面で役立つ
折り畳み傘あると便利雨が降りそうな場合
羽織るものあると便利式場の冷房対策や体温調節に
常備薬必要な人だけ必須な方は忘れずに
老眼鏡・メガネ必要な人だけ受付時や会葬礼状などをみる際に便利
替えのストッキング必要な人だけ万が一の伝線に備えて
杖やシルバーカー必要な人だけ移動時の歩行補助に
飲み物・塩タブレットなど夏にあると便利熱中症対策に
冷却グッズ夏にあると便利暑さ・熱中症対策に
扇子・携帯扇風機夏にあると便利屋外で待機する場合に便利
カイロ冬にあると便利屋外で待機する場合に便利
防寒グッズ冬にあると便利コートや手袋、マフラー、膝掛けなど
ウェットティッシュ子連れに便利口や手の汚れを落とすため
音のならないおもちゃ・絵本・お菓子など子連れに便利待ち時間やぐずった時の対策に便利
おむつ・お尻拭き・授乳ケープなど子連れで必要な人だけおむつや授乳が必要な赤ちゃんの場合

家族葬で必ず持っていきたいもの(香典・袱紗・数珠・ハンカチ)

まずは、家族葬に参列する際に必ず持っていきたい持ち物をご紹介します。財布や携帯電話などの日常的な持ち物を除き、葬儀ならではの必需品について解説します。

香典と袱紗

家族葬でも、ご遺族から香典辞退のご案内がない場合は、香典を持参するのが一般的です。香典は香典袋に包み、さらに袱紗に入れて持っていきましょう。

袱紗の色は、紺、紫、黒、グレーなどの落ち着いた色が基本です。慶弔どちらにも使える紫の袱紗は、一つ持っていると便利です。

受付で香典をお渡しする際には、袱紗から香典袋を取り出し、相手から表書きが読める向きに持ち替えて差し出すのがマナーです。その際は「この度はご愁傷様です」など、お悔やみの言葉を添えるのも忘れないようにしましょう。

数珠

数珠は、焼香の際に使用します。

喪家の宗派に関わらず、ご自身の家系の宗派の数珠を用いて問題ありませんが、新しく購入する場合は、宗派を問わず使える略式数珠が一つあると便利です。

略式数珠は、インターネット通販や量販店、百貨店、大手スーパーのほかコンビニや百円ショップなどでも入手できます。購入する際は男性用か女性用かを間違えないように注意しましょう。

また、万が一数珠を忘れてしまっても、参列できないわけではありませんが、できるだけ持参するようにしましょう。

ハンカチ

ハンカチは手や汗を拭くだけでなく、葬儀では、涙を拭う際にも使います。黒または白の無地など、シンプルなデザインのものを選ぶと安心です。

黒いバッグ(女性)

女性は、布製や合皮製など光沢の少ない黒いバッグを選ぶのが一般的です。男性はバッグを持たずに参列する方も多いですが、荷物が多い場合は、光沢のない黒無地のクラッチバッグやセカンドバッグを使用しても問題ありません。

香典・袱紗・数珠・ハンカチは、家族葬でも基本となる持ち物です。参列前日に忘れ物がないかチェックしておくと安心です。

忘れやすい持ち物(ティッシュ・常備薬・老眼鏡・折りたたみ傘など)

必須の持ち物に加えて、あると安心なものや、うっかり忘れやすいものも事前に確認しておきましょう。

ティッシュやウェットティッシュ

ティッシュは、汗を拭いたハンカチとは別に使いたいときなどにあると便利です。涙を拭くほか、花粉症の時期には鼻をかむ際にも役立ちます。

また、小さなお子さんと一緒に参列する場合は、手や口を拭けるウェットティッシュも持参すると安心です。

常備薬

葬儀では、いつもと違うバッグを使うことになるため、常備薬を入れ忘れてしまうことがあります。普段から服用している薬がある方は、忘れずに持参しましょう。

老眼鏡やメガネ

受付で芳名帳に記帳したり、会葬礼状を読んだり、火葬場で説明書類に目を通したりと、葬儀ではメガネが必要になる場面も少なくありません。普段から老眼鏡やメガネを使用している方や、視力に自信がない方は持参すると安心です。

折り畳み傘

出かける時は晴れていても、午後から雨の予報が出ているなど、天候に不安がある場合は折り畳み傘があると便利です。晴雨兼用のものなら、夏の紫外線対策にも役立ちます。

葬儀では、黒や紺、グレーなどの落ち着いた色合いの、シンプルなデザインの折り畳み傘を選びましょう。

替えのストッキング(女性)

女性はストッキングが伝線してしまった時に備えて、替えのストッキングを持っていると安心です。

夏・冬にあると安心な持ち物

夏と冬の葬儀では、持ち物も変わります。季節に応じて必要なものを準備しておくと、当日も安心して家族葬に参列できます。

夏の葬儀に持っていくと安心なもの

夏場は、紫外線対策、暑さ対策、熱中症対策が重要です。移動時は、日傘や帽子などで直射日光を避けたり、冷汗スプレーや衣類用冷感ミストなどで体感温度を少しでも下げたりすることで、暑さから体を守ることができます。

また、夏はたくさん汗をかいた時のために、水やお茶、スポーツドリンクなどの水分や、塩飴や塩タブレットなどの塩分も持参しておくと熱中症対策にもつながります。

冬の葬儀に持っていくと安心なもの

冬場は、移動中や屋外での待機時間に備えた寒さ対策が大切です。コートやマフラー、手袋などの防寒具は、光沢のない黒・紺・濃いグレーなど、落ち着いた色合いでシンプルなデザインのものを選びましょう。

帽子を着用する場合も、同じく黒や紺など落ち着いた色あいのシンプルなものを選びます。ニット帽やキャップなどのカジュアルなデザインや、ファーやラメなど派手な装飾が施されたものは避けるのが無難です。これらの防寒具は、コートも含め式場に入る前に脱ぎ、クロークがある場合は預けるのが一般的なマナーです。

また、斎場によっては式場内の暖房が充分でなく、冷えを感じることもあります。冷え性の方は、足元や腰などを部分的に温められる貼るカイロや使い捨てカイロを持参すると安心です。

子ども・高齢者と一緒に参列する場合の持ち物

お子さん連れでの参列や、ご高齢の方と一緒に参列する場合は、次のようなものがあると安心です。

お子さん連れで参列する場合

小さいお子さんと一緒に家族葬に参列する場合は、おむつや授乳ケープ、ウェットティッシュは欠かせません。また、待ち時間に退屈してぐずってしまうことを想定して、音のならないおもちゃや絵本、お菓子などご機嫌をとれるグッズを用意しておくと安心です。

ご高齢の方と参列する場合

ご高齢の方と一緒に家族葬へ参列する場合は、長時間の移動や待ち時間に備え、体調管理に役立つものを準備しておくと安心です。

普段から杖やシルバーカーなどを利用している方は、無理をせず持参しましょう。斎場や火葬場では歩く距離が長くなる場合もあります。

また、式場や火葬場では冷暖房の影響で寒さや暑さを感じることがあります。温度調節がしやすい黒無地のカーディガンやストールなどがあると安心です。

さらに、ご高齢の方は、普段から飲んでいる薬がある方も少なくありません。もし常備薬がある場合は忘れずに持たせてあげましょう

家族葬へ参列する際は持ち物だけでなく事前確認も大切

家族葬に参列する際は、持ち物の準備だけでなく、事前に確認しておきたいこともあります。当日慌てないためにも、次のポイントを押さえておきましょう。

香典辞退の有無

家族葬の場合、香典を辞退されているご遺族も少なくありません。そのため、事前の葬儀案内などで辞退の意向がないかを確認してから香典を用意しましょう

香典に限らず供花・供物なども同様に辞退されている場合があります。いずれも辞退の意向がある場合は、ご遺族の意向を尊重し持参しないのがマナーです。

服装の指定

家族葬では、身内中心のため、事前に「平服でお越しください」などのご案内があることがあります。この場合の平服とは普段着のことではなく、略喪服を意味します。

ジーンズなどのカジュアルな服装は避け、男性は、ダークカラーのビジネススーツ、女性はダークカラーのワンピースなど落ち着いたデザインの服装を選びましょう。

参列対象者の確認

家族葬は、ご遺族から参列の案内を受けた方のみが参列できる葬儀です。そのため、訃報を耳にしたからといって、案内がないまま参列するのは避けましょう。

また、正式に案内を受けた場合でも、家族葬であることや日時・場所などを第三者へ伝えることは控えるのがマナーです。

事前に持ち物をチェックして、心穏やかなお別れの時間を

家族葬に参列する際の持ち物は、一般葬と大きな違いはありません。香典や袱紗、数珠、ハンカチなどの必需品に加え、常備薬やティッシュなど必要に応じた持ち物も準備しておくと、当日を安心して迎えることができます。

一方、家族葬では、香典辞退の有無や服装の指定、ご自身が参列対象者か、などを事前に確認しておくことも大切です。冒頭のチェックリストを活用し、忘れ物のないよう準備を整えて、大切なお別れの時間を心穏やかに過ごしましょう。

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青木 満

1級葬祭ディレクター

青木 満 (アオキ ミツル)

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