家族葬
2025.02.12
【終活を始めるシリーズ】葬儀について決めておこう

「いざ終活をはじめようと思っても、何からはじめればいいのかわからない。」
そう思っている方は少なくありません。
このコラムでは、これから終活をはじめたいと考えている方に向けて、終活でやること、行う手順、気をつけたいことなどを全10回にわたってお伝えしていきます。
第9回目となる今回は、葬儀についてです。通常であれば自分で自分の葬儀の内容を決めることはできませんが、終活で葬儀社の手配を行なっておくことで、思い通りの葬儀を実現できたり、自分の死後にご家族にかかる負担を軽減したりすることができます。余裕がある今だからこそ、一度ご自身の葬儀について考えてみませんか?
終活で葬儀のことを決めておくメリットと注意点
終活で葬儀について決めておくことは、自分の希望通りの葬儀にできるというメリットがあります。また自分の死後にご家族が行うべきことを先回りして済ませておくことができるため、ご家族の負担軽減にもつながります。特にご逝去後は、関係者への連絡や役所への手続きなどご家族のやることはたくさんあります。そんな中、葬儀社選びや葬儀の打ち合わせなどもこなさなければならず、ご家族の負担は大変大きくなっています。生前にご自身の葬儀準備を済ませておけば、ご家族も葬儀内容で迷うことなく、スムーズに進めることができるでしょう。
また、事前割引などを行なっている葬儀社もあるため、終活で葬儀準備をしておくことで、費用を安く抑えることにもつながります。
さがみ典礼では、事前の資料請求やお見積りのご依頼で、葬儀費用から1万円を割引させていただいています。お電話やWEBから簡単にご請求いただけますので、ぜひお問い合わせください。
終活で葬儀について決める際に注意すること
まず、葬儀社選びでは、倒産などのリスクが少ない信頼できる葬儀社を選ぶことが大切です。また契約内容をしっかりと確認しましょう。特に費用の内訳や更新に関する規約はよく目を通した上で、認識に齟齬がないかを必ずチェックしましょう。
また、もし諸々問題がなく、契約まで進んだ場合は、ご家族に共有しておくことも忘れないようにしましょう。せっかく生前契約をしても、ご家族がそれを知らなければ意味がありません。口頭で伝えるだけでなく、エンディングノートに契約内容などをわかるように記しておくことも大切です。
終活の「葬儀 準備」でやることリスト
葬儀の準備で生前にやっておくべきことは、以下の5点です。
- 葬儀の内容を決める
- 葬儀社を決める
- 葬儀費用を準備する
- 遺影写真を用意する
- エンディングノートに葬儀について決めたことを記録する
これから、それぞれについて詳しく説明していきます。
葬儀内容を決める
最初に、葬儀内容について決めておきましょう。決める内容としては以下の4点です。
- 宗旨宗派
- 葬儀の規模
- 葬儀の種類
- その他の細かい希望
宗旨宗派
葬儀は、ご自身が信仰する宗教に基づいて執り行われます。日本の葬儀は仏教に基づいた葬儀が大多数ですが、神道やキリスト教に基づく葬儀も執り行われています。
また仏教の中にも様々な宗派があり、宗派によって葬儀の作法が微妙に異なります。もし、先祖代々お付き合いをしているお寺(菩提寺)がある場合は、菩提寺の宗派を確認しておきましょう。万が一自分の宗旨宗派がわからない場合は、親族の年長者に聞くなどして確認しておくとよいでしょう。
葬儀の規模
ご自身の葬儀を身内中心の小規模な葬儀にしたいか、たくさんの関係者をお呼びして大規模な葬儀にしたいかなど、葬儀のイメージを膨らませておきましょう。参列者の範囲を身内や親しい方に限定するか、会社の同僚や近所の人なども含めて幅広く募るかによっても、葬儀の費用や葬儀の種類が変わります。
葬儀の種類
最近は、葬儀も多様化しており、多くの関係者にお声がけして大々的に行う従来の「一般葬」に加えて、身内中心で小規模に行う「家族葬」や、お通夜を省略して1日で行う「一日葬」、お通夜も告別式も省略し、直接火葬場にて短いお別れを行う「火葬式」といった種類があります。
考え方としては、お通夜・葬儀・告別式といった宗教儀式を省略しないできちんと行いたいのであれば、「一般葬」か「家族葬」となり、その中でも身内や親しい友人など30人未満の少人数で行う場合は「家族葬」、それ以上の人数であれば「一般葬」とすることが多いです。また、お通夜などの儀式を省略する「一日葬」や「火葬式」は、参列者の負担軽減や葬儀費用の抑制といったメリットがあります。葬儀の規模や予算なども考え、葬儀の種類のイメージを持っておくとよいでしょう。
その他の細かい希望
例えば、「自分らしい葬儀にしたいから、この音楽を流して欲しい」などの希望があれば、葬儀社に事前に実現可能か聞いておきましょう。また、返礼品や会食の内容などの希望、会場の希望などもあれば伝えておくとよいでしょう。
葬儀社を決める
ある程度葬儀の内容が固まったら、次は葬儀社選びです。
葬儀社を選ぶ際のポイントは以下の4点です。
- 担当者の対応が丁寧か
- 希望通りの葬儀が実現できるか
- 見積もりの内容が明確で内訳まで提示されているか
- 1級葬祭ディレクターが在籍しているか
上記のことを判断するためには、複数の葬儀社に見積もりを依頼し、スタッフの対応や見積もり内容を確認する必要があります。多くの葬儀社が事前相談を行なっていますので、そちらを利用して比較検討してみましょう。
さがみ典礼では、葬儀の事前相談を無料で行なっています。終活についてわからないことなどもご相談できますので、お気軽にお問い合わせください。
また、ただ「料金が安いから」という理由で決めてしまうのは大変危険です。必要なものがすべて含まれているか見積書の内訳までよく確認し、疑問点があれば必ず納得のいくまで質問しましょう。中には、一見安く見えるように見積もって、後から追加料金を請求してくる葬儀社もいるので注意が必要です。
葬儀費用を準備する
葬儀の種類が決まると、大まかな費用感が見えてきます。それに応じて、費用を準備しておきましょう。葬儀の生前契約では、契約時に前払いをする場合と、葬儀後に後払いをする場合があります。どちらになるかは、契約時に確認しておきましょう。
いずれにしても、生前契約をすることで事前に必要な金額がわかるので、その分の費用をあらかじめ準備しておくことができる点は、生前契約のメリットといえます。
遺影写真を用意する
葬儀の際に祭壇に飾られる遺影写真を、自分で決めておきたいと思う方も多いと思います。葬儀後も自宅に飾られるものなので、できれば気に入った写真にしたいと考えるのは当然です。気になる方は、事前に遺影写真も用意しておきましょう。また手持ちの写真に気に入ったものがなければ、生前に遺影写真を撮影してくれるスタジオもありますので、「遺影撮影プラン」などを利用して、プロのカメラマンに撮ってもらうのもよいかもしれません。
エンディングノートに葬儀について決めたことを記録する
ここまで決めた内容は、必ずエンディングノートに記しておきましょう。せっかく生前に準備をしておいても、家族がそのことを知らずに、別の葬儀社に依頼してしまっては意味がありません。エンディングノートは、誰がみてもわかるように書くことが大切です。書く内容は以下の通りです。
- 契約した葬儀社の情報(名称や連絡先、担当者、住所など)
- 葬儀の内容(葬儀の種類や規模、その他細かい決め事)
- 契約金について
- 遺影写真について
今回決めたこと以外に、喪主の希望があればその旨も記載しておきましょう。また、葬儀に呼んで欲しい人や訃報を知らせて欲しい人のリストを書いておくことも大切です。それがあることで、伝えて欲しい人に、伝えて欲しい情報が届くことになりますし、ご家族は訃報の連絡先を探す手間を省くことができます。
生前葬という選択肢
最後に生前葬という選択肢についても少し触れておきたいと思います。生前葬は、ご自身が生きているうちにご自身の主催で行う葬儀です。いわゆる葬儀の重々しさはなく、明るい雰囲気の中、宗教色にとらわれずに開催されます。主に定年したタイミングなど人生の節目に、お世話になった方々に直接お礼を伝えたいといった理由で開催する人が多いです。
生前葬は自分が主宰する自分の葬儀なので、内容は自由に決めることができます。これまでの自分の人生の軌跡をスライドで流したり、友人たちに余興やコメントをしてもらったり、会食をしながらの和やかな会となるのが一般的です。
ただし納骨などの都合上、生前葬を行なってもご自身の死後にご家族が通常の葬儀を執り行う必要があるため、生前と死後の2回葬儀を行うことになり、費用などの負担は増えてしまいます。生前葬を行うかどうかは、メリット・デメリットをよく考えて決めましょう。
葬儀のことは葬儀社に相談しよう
葬儀についての疑問・質問は、葬儀社の無料相談を活用しましょう。また、もし「終活をしたいけど、何から始めていいかわからない」、「誰かに相談しながら進めたい」といった場合には、さがみ典礼の終活・事前相談がおすすめです。葬儀のことはもちろん、お墓のことやエンディングノートの書き方など、終活に関する不安や疑問について、なんでもお気軽にご相談ください。
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さがみ典礼では、一般葬、家族葬、一日葬、火葬式・直葬、公営斎場葬まで幅広い葬儀形式に対応し、お客様のご葬儀をサポートさせていただきます。
また、「将来の備えとして終活をはじめたものの、何からはじめればよいかわからない…」など終活についてご不安がある方は、無料の事前・終活相談もご利用ください。
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