葬儀・家族葬コラム

お葬式のマナー

2025.11.28

年末年始に不幸があったら年賀状はどうする? 喪中・挨拶マナー完全ガイド

年末年始に不幸があったら年賀状はどうする? 喪中・挨拶マナー完全ガイド

「年末年始に“もしも”が起きたら 〜家族が慌てないための準備ガイド〜」

年末年始にご不幸があった場合、「喪中はがき」の対応をどうするか迷われる方も多いでしょう。 特に12月中のご逝去については、お亡くなりになった時期によって対応が異なることがあります。

今回は、ご逝去された時期に合わせた「喪中はがき対応」や、喪中はがきの基本マナーについて解説します。 喪中はがきが間に合わなかった場合に出す寒中見舞いのマナーもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

喪中とは?

喪中とは、故人を偲び、お祝い事を控える期間のことをいいます。かつては一周忌までの1年を喪中とする考え方が一般的でしたが、現代では「翌年の年賀状を控える期間」という意味で使われることが多く、期間に明確な決まりはありません。

喪に服す人の範囲についても法律上の定めはありませんが、一般的には二親等以内の親族が、喪中はがきを出す目安とされています。

二親等以内の親族

0親等配偶者(夫や妻)
1親等子、子の配偶者、父母、義父母
2親等孫、孫の配偶者、兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹、
祖父母、義祖父母

ただし、三親等以上でも故人との関係性が深い場合などには、個人の判断で喪に服す場合があります。

喪中期間中の年末年始に控えた方がよいこと

喪中期間にお正月を迎える場合は、年賀状や「おめでとうございます」といった新年の祝い言葉、門松・鏡餅などの正月飾りを控えるのが一般的です。

一方で、おせち料理などはエビや鯛などのおめでたい料理を控えれば、“年の節目の食事”として食べてもよいとするご家庭も増えています。

このように、現代では各ご家庭や地域の慣習に合わせて、無理のない範囲で対応するのがよいでしょう。

身内に不幸があった場合の年賀状はどうする?

身内に不幸があった場合、一般的には一周忌までは年賀状を控え、代わりに喪中はがきを出すことが一般的です。

その際の喪中はがきは、11月中旬〜12月初旬の間にはポストに投函するのがマナーになります。やむを得ず遅れてしまう場合でも、年賀状の受付が開始される12月15日までには、相手に届くように送りましょう。

12月にご不幸があった場合の年賀状対応

もし、12月にご不幸があった場合、お亡くなりになった時期によっても対応が変わります。

【ケース1】12月初旬〜中旬にご不幸があった場合

  • 12月15日までに間に合えば「喪中はがき」を出す
  • 間に合わなければ松の内明けに「寒中見舞い」を出す

12月初旬〜中旬にご不幸があった場合、12月15日までに間に合えば喪中はがきを出しますが、無理をしてまで出す必要はありません。もし間に合わない場合は、松の内(1月7日※地域によっては1月15日)が明けてから寒中見舞いを出して事情を説明しましょう。

【ケース2】12月下旬以降に不幸があった場合

  • 松の内明けに「寒中見舞い」を出す

12月下旬にお亡くなりになった場合は、「喪中はがき」は間に合いません。そのため、松の内明けに「寒中見舞い」を出しましょう。

喪中はがきが間に合わなかった場合、喪中ということを知らない相手からは年賀状が届いてしまうと思いますが、その場合も「寒中見舞い」で事情を説明すれば問題はないでしょう。

年賀状が届いてしまった場合の対処法

12月中にご家族がお亡くなりになった場合、「喪中はがき」を出すタイミングを逃してしまうことはよくあります。その場合、いつものように年賀状は届いてしまうため、すぐにお詫びをした方がよいのでは…と心配される方も多いでしょう。

しかし、このような状況は年末にはよくあることで、相手に失礼になるわけではありません。年内に急いで連絡する必要はなく、松の内が明けてから、「寒中見舞い」で事情をお伝えすれば充分です。

年賀状を送った後に不幸があった場合の対処法

12月下旬以降にお亡くなりになった場合、すでにご自身が年賀状を発送してしまっていたというケースも多いかと思います。その場合、郵便局の「取り戻し請求書」を利用して、相手に届く前に配達を止めることも可能です。

ただし、「どうしても止めたい」という理由がない限りは、出してしまったものはそのままにしておいても問題はありません。送られた方も「不幸が急だったから」と理解してくれることがほとんどなので、特別なお詫びも必要ないでしょう。

この場合も、松の内明けに「寒中見舞い」で事情を説明しましょう。

文例

このたびはご丁寧な年賀状をありがとうございました。

実は○月○日に近親者が逝去し、年始のご挨拶を控えておりました。

ご連絡が遅くなりましたことをお許しください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「喪中はがき」と「寒中見舞い」の基本

12月中にご家族がお亡くなりになった場合、「喪中はがき」で対応する場合と、「寒中見舞い」で対応する場合とがあります。ここでは、「喪中はがき」と「寒中見舞い」のそれぞれの基本マナーをお伝えします。

喪中はがきの基本マナー

【送る時期】

11月中旬〜12月初旬までにポストに投函

※やむをえず遅れる場合でも、12月15日までには相手に届くようにする

【送る内容】

・喪中であること

・故人の情報(続柄・亡くなった時期など)

・年賀状を控えること

・1年間のお礼

・相手の健康を気遣う一文

文例

喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます

本年〇月〇日に〇〇(続柄)が永眠いたしました

本年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに

皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます

寒中見舞いの基本マナー

【送る時期】

1月8日(松の内明け)〜2月4日(立春)までの間に届くように送る

※松の内が1月15日までの地域は1月16日〜2月4日までの間

【送るケース】

・喪中はがきが間に合わなかった場合の事情説明

・喪中と知らずに年賀状を下さった方への返信 など

【送る内容】

・季節の挨拶(「寒中お見舞い申し上げます」)

・健康を気遣う一文

・喪中で年賀状を控えたこと(必要に応じて)

・相手からの年賀状へのお礼(届いた場合)

・今後のご挨拶

文例

寒中お見舞い申し上げます

厳しい寒さが続いておりますが 皆様お変わりなくお過ごしでしょうか

私どもも おかげさまで平穏に日々を過ごしております

本年は喪中につき 年頭のご挨拶を控えさせていただきました

このたびはご丁寧な年賀状を頂戴し 誠にありがとうございました

寒さ厳しき折 どうぞご自愛のうえお健やかにお過ごしください 

本年も変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます

お正月が喪中期間にあたる場合の挨拶マナー

お正月が喪中期間にあたる場合、年賀状以外の「年頭のご挨拶」にも気をつけるべきポイントがあります。

「対面」での挨拶で気をつけるポイント

お正月は、近所の方や友人知人とご挨拶を交わす機会が多い時期です。

そのため、喪中と知らずに「あけましておめでとう」と挨拶をしていただく機会も多いでしょう。

しかし、喪中期間中は「おめでとうの言葉は控えるのがマナーなので、代わりに「旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします」などと返答するようにしましょう。

「仕事関係・ビジネスでの挨拶(メール)」で気をつけるポイント

仕事上の取引先などへは、喪中期間中でもご挨拶をしないと失礼にあたるため、新年のご挨拶は喪中であっても行うことが一般的ですが、その際も「謹賀新年」や「賀正」など、おめでたい表現は避けるのがマナーです。

また、本来喪中の報告を年始に行うことはマナー違反となりますが、仕事関係の場合、喪中はがきを取引先に送らない会社も多かったり、年賀状のやり取り自体を廃止している会社もあったりするため、年始の挨拶メールに添えて喪中であることを伝えるケースも少なくありません

その場合は、以下のようにお伝えするとよいでしょう。

例文

件名:新年のご挨拶(喪中につき年頭のご挨拶を控えさせていただきます)

〇〇株式会社

〇〇様

平素より大変お世話になっております。〇〇(会社名/氏名)です。

私事で恐縮ですが、喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます。

本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

簡単ではございますが、取り急ぎご挨拶申し上げます。

また、会社のメール設定で、年末年始の休業期間や長期不在のご連絡とあわせて、自動返信に「喪中の案内」を添えることがあります。

自動返信は、休暇中に届くメールに対して、返信が遅れることを事前に知らせる目的で設定しますが、「返信が遅れる」ことに加えて「喪中のため挨拶は控えさせていただく」という事情も一緒に伝えることができるため有効です。

文例

件名:年末年始休業のお知らせ

平素より大変お世話になっております。〇〇(氏名)です。

誠に勝手ながら、下記期間を年末年始休業とさせていただきます。

期間中にいただいたメールは、休業明けに順次対応いたします。

休業期間:12月29日~1月5日

なお、私事ではございますが、喪中につき年始のご挨拶は控えさせていただきます。

何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

〇〇(氏名)

大切なのは形式よりも「心をこめたご報告」

年末年始にご不幸があると、「喪中はがき」の対応や新年のご挨拶など、どのように振る舞うべきか迷われる方が多くいらっしゃいます。しかし、時期別・状況別の基本を押さえておけば、慌てる必要はありません。

また、大切なのは形式よりも「相手に失礼のないように伝えたい」という気持ちです。心を込めたご報告であれば、相手にもきちんと伝わるのではないでしょうか。「喪中はがき」や「新年のご挨拶」のマナーについて、このコラムが少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

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鈴木 波紀

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