葬儀・家族葬コラム
更新日:2026.07.15
葬儀でよくある質問15選|葬儀社によくいただく質問をわかりやすく解説
初めての葬儀は、わからないことがたくさんあります。費用のこと、準備のこと、マナーのこと、手続きのことなど、不安や疑問を抱えている人は少なくありません。
さがみ典礼にも、毎日さまざまなご質問が寄せられます。そこで今回は、その中から特によくいただくご質問を15項目にまとめました。
「初めての葬儀で何から手をつけていいかわからない」
「葬儀社に相談する前に基本的な知識を知っておきたい」
という方は、ぜひ参考にしてください。

葬儀についてよくある質問 15選
葬儀社に寄せられるご質問の中から、最も多い15項目をご紹介します。
Q1 亡くなったらまず何をすればいいですか?
お身内が亡くなられた直後は、まず医師から死亡診断書を受け取ります。その後は、できるだけ早めに葬儀社へご連絡ください。
葬儀社は、ご遺体をご自宅や安置施設へ搬送します。一般的には、ご連絡をいただいてから30分〜1時間程度を目安にお迎えに伺います。
その間に、「葬儀までの間ご遺体をどこに安置するか」をご家族で決めておくと、その後の手続きや打ち合わせがスムーズに進みます。
Q2 葬儀はどのような流れで進みますか?
ご遺体を所定の場所に安置した後は、葬儀社と打ち合わせを行い、葬儀の形式や日程、祭壇のグレードなど細かい内容について決めていきます。
その後、ご遺体を棺に納める「納棺」を行い、「お通夜」、「葬儀・告別式」、「火葬」という流れで進むのが一般的です。ちなみに早ければ、ご逝去の翌日に納棺とお通夜、翌々日に葬儀・告別式・火葬を行うことになります。
ただし、実際の日程は、火葬場の空き状況や僧侶、ご家族・ご親族のご都合などを考慮して決まるため、数日後になることもあります。
Q3 葬儀社にはいつ相談すればいいですか
多くの葬儀社では、無料の事前相談を行っています。そのため、葬儀について気になった時点でいつでも相談することができます。事前相談では、葬儀に関することだけでなく、終活について相談することもできるため、生前にご自身の葬儀について相談される方も少なくありません。
事前相談をしたからといって、その葬儀社へ必ず依頼しなければならないわけではありません。不安や疑問がある場合は、気軽に相談してみることをおすすめします。
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Q4 家族葬と一般葬の違いは?
家族葬と一般葬は、基本的な葬儀の内容に大きな違いはありません。最も大きな違いは、参列者の範囲(規模)です。
一般葬は、生前故人と関わりのあった方々へ広く参列をご案内し、多くの方にお集まりいただく比較的大規模な葬儀です。一方、家族葬は、ご家族や親族、親しいご友人など、近しい方を中心に執り行う比較的小規模な葬儀です。
最期を多くの方に見送ってもらいたいと考える方は一般葬を、ご家族や親しい方だけでゆっくりと見送りたいと考える方は家族葬を選ばれることが多いです。
また、家族葬では参列者を限定しているため、訃報を葬儀後にお知らせしたり、香典や供花・供物を辞退したりするケースもあります。ただし、通夜・葬儀・告別式・火葬といった基本的な流れや儀式の内容に大きな違いはありません。
Q5 葬儀費用はどれくらいですか?
葬儀費用の全国平均は140万〜150万円程度といわれています。ただし、この金額はあくまでも目安であり、葬儀の形式や規模、地域などによって大きく異なります。
たとえば、宗教儀式を行わず火葬のみでお見送りする「火葬式・直葬」は20万〜50万円程度、参列者を広く招く「一般葬」は120万〜200万円程度が相場とされており、選ぶ葬儀形式によっても費用にこれだけの幅があることがわかります。
また、宗教者へお渡しするお布施は、宗派やお寺との関係性、戒名のランクなどによって数十万円以上差が生じる場合もあります。
さらに、会食の有無や、祭壇のグレード、メモリアルコーナーを作るなど各種オプションの設定によっても費用は変動します。そのため、葬儀社との打ち合わせで、見積書の内容を確認しながら、費用の内訳をしっかり把握しておくことが大切です。
Q6 葬儀まで何日くらいかかりますか?
ご逝去から葬儀までの期間は、火葬の日程によって決まります。最も早いケースでは、ご逝去の翌日にお通夜、翌々日に葬儀・告別式・火葬を行います。しかし、「火葬場の予約が取れない」「僧侶やご家族の都合がつかない」といった理由から、火葬の日程が数日後になることもあります。
火葬までの日程が延びると、ご遺体の安置期間も長くなるため、その分の施設利用料やドライアイス代などの追加費用が発生する場合があります。日程によって費用が変動することもあるため、事前に葬儀社へ確認しておくと安心です。
Q7 深夜や早朝でも対応できますか?
多くの葬儀社では、24時間365日、電話でのご相談や搬送のご依頼を受け付けています。そのため、深夜や早朝にお亡くなりになった場合でも、時間を気にせずご連絡ください。
ただし、深夜・早朝の搬送については、夜間対応費や時間外料金などが別途かかる場合があります。料金体系は葬儀社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
Q8 自宅に安置できない場合はどうなりますか?
ご自宅にご遺体を安置できない場合は、葬儀社の安置施設や民間の安置専門施設を利用することができます。いずれもご遺体の安置に適した環境が整っており、適切に管理されるため、自宅に安置できない場合でも心配する必要はありません。
一方で、施設を利用する場合は施設利用料がかかります。また、面会できる時間や人数などに制限が設けられていることもあるため、面会を希望する場合は、事前に確認しておくと安心です。
Q9 宗教・宗派がわからなくても葬儀はできますか?
宗教・宗派がわからない場合でも、葬儀を行うことはできます。先祖代々お付き合いのあるお寺(菩提寺)がない場合は、宗教者紹介サービスなどを利用して希望に合った宗教者を紹介してもらう方法や、無宗教で葬儀を行う方法があります。
一方で、菩提寺はあるもののどのお寺かわからない場合や、そもそも菩提寺があるかどうかわからない場合などは、まず親族の年長者に相談してみることをおすすめします。また、仏壇やお墓の形などから宗派を推測できる場合もあるため、葬儀社へ相談してみるのもよいでしょう。
どうしても宗教・宗派がわからない場合は、ご親族と相談したうえで宗教者を依頼するか、無宗教で葬儀を行うという選択肢もあります。
Q10 お布施はいくら包めばいいですか?
お布施の金額は、宗派やお寺との関係性、戒名のランクなどによって異なります。一般的な目安としては、葬儀全体で10万円〜50万円程度とされています。
また、お布施とは別に、僧侶の交通費として「御車代」、僧侶が会食に参加されない場合には、お食事代として「御膳料」をお渡しするのが一般的です。御車代・御膳料は、それぞれ5,000円〜1万円程度が目安とされています。
ただし、お布施の金額に決まりはないため、ご不安な場合は、お寺へ直接確認したり、葬儀社へ相談したりすると安心です。
ちなみに、お布施をお渡しする際は、それぞれ表書きを「御布施」「御車代」「御膳料」とし、別々の封筒に入れ、袱紗(ふくさ)や切手盆にのせて、重ねた状態でお渡しします。このとき、表書きが僧侶から正面に見える向きで差し出すのがマナーです。
Q11 香典は必要ですか?
葬儀に参列する際は、香典を持参するのが一般的ですが、近年では「香典返しの手間を省きたい」などの理由から、辞退されているご遺族も少なくありません。
参列者は、香典辞退の案内がない限り、香典を持参するのが基本的なマナーですが、辞退の意向がある場合は、ご遺族の意向に従い控えるのがマナーです。
一方、ご遺族が香典を辞退する場合は、葬儀の案内状などにその旨を明記し、あらかじめ参列者へ伝えておきましょう。
香典辞退は、家族や親族を中心に執り行う家族葬でよく見られますが、ご遺族の意向があれば一般葬でも辞退することは可能です。
Q12 喪服がなくても大丈夫ですか?
急な訃報を受けて参列するお通夜であれば、ビジネススーツや落ち着いた色合いのワンピースなどの平服でも、マナー違反にはあたりません。ただし、葬儀・告別式では、特に指定がない限り、喪服(ブラックフォーマル)を着用するのが一般的なマナーです。
最近では、喪服のレンタルサービスも充実しており、喪服を持っていない場合でもインターネットなどで手軽に借りることができます。当日に慌てないためにも、事前に準備方法を確認しておくと安心です。
Q13 子どもを連れて参列しても大丈夫ですか?
お子さまが葬儀に参列することは可能ですが、ご遺族の意向にもよるため、事前に「子どもを連れて参列してもよいか」を確認しておくことをおすすめします。
そのうえで、小さなお子さまを連れて参列する場合は、待ち時間を過ごせるおもちゃや絵本、お菓子などを用意しておくと安心です。また、万が一ぐずってしまった場合にすぐ退席できるよう、出入りしやすい席に座るなどの配慮も大切です。
Q14 葬儀後は何をすればいいですか?
葬儀後は、法要の準備と各種手続きを並行して進めていく必要があります。一般的には、ご逝去の日を含めて四十九日目に迎える四十九日(忌明け)に向けて、本位牌(ほんいはい)の準備や参列者への案内、納骨の日程調整などを進めます。
また、故人名義の水道・電気・ガス、携帯電話など各種サービスの解約や名義変更、必要に応じて相続や生命保険などの手続きも行います。期限が定められている手続きもあるため、優先順位を確認しながら進めることが大切です。
Q15 互助会に入っていなくても利用できますか?
互助会に加入していなくても、葬儀社を利用することができます。希望する葬儀社に、まずは連絡してみましょう。
一方で、故人が互助会に加入していた場合は、加入している互助会の会員特典や割引が利用できるため、エンディングノートや遺品の中に互助会の会員証や契約書などがないか、一度確認してみることをおすすめします。
加入の有無がわからない場合でも、葬儀社へ相談すれば確認方法を案内してもらえることがあります。不明な場合は、まずは葬儀社へ相談してみましょう。
葬儀で困ったら一人で悩まず葬儀社へ相談しましょう
初めて葬儀を経験する際は、費用や流れ、マナー、手続きなど、わからないことが多く、ご不安を感じてしまうと思います。
今回ご紹介した内容は、葬儀社によく寄せられるご質問の一例です。実際には、ご家族の状況や地域の慣習、宗旨宗派などによって進め方が異なる場合もあります。
「何から始めればよいかわからない」「自分たちの場合はどうすればいいのだろう」と迷ったときは、一人で抱え込まず、葬儀社へ相談することをおすすめします。事前相談であれば、葬儀の流れや費用、ご希望に合った葬儀形式などについて、状況に合わせて案内してもらえます。
さがみ典礼では、葬儀に関するご相談を24時間365日受け付けています。どんな小さな疑問でも、お気軽にご相談ください。
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